2016年4月 4日

2300万人の入れ歯の方に知っておいていただきたい話

噛むことはアンチエイジング  お顔のハリが失われにくいです。
噛むことは健康        消化不良、便秘などが改善されることもあります。
噛むことは幸せ        好きなものが食べられからノンストレス。食欲もUP!
会話を楽しむ喜び       話中に落ちる心配はもうしなくて大丈夫!

もしあなたがこれから入れ歯を選択するかもしれない、もしくは入れ歯で全く悩みがない、といった方も是非知っておいていただきたいことがあります。歯を失ってそのままにしていると、様々な影響が出てきます。 歯は全体のバランスから成り立っているので、たった一本の欠損でもそのままにしておくことはよくありません。

抜けたままにしておくと、次のようなデメリットがあります。

1.機能面での影響
2.審美面での影響
3.生活面での影響

1.機能面での影響
(1)抜けた歯とかみ合っていた歯が伸びて出てくる(対合歯の挺出)
失った歯の対合歯(かみ合わせの反対側の歯)は、かみ合う歯がないので、徐々に伸びてしまいます。伸びてきた歯をそのまま放置しておくと、いずれこの歯も抜かなければいけなくなります。

(2)抜けた歯の両隣の歯が動いて傾いてくる(隣接歯の傾斜)
両隣の歯が、歯がない方向に徐々に傾いてきます。長い時間そのままにしていると、さらに隣の歯も同じように傾いていきます。そして、噛めなくなってきます。

(3)抜けた歯とかみ合っていた歯が伸びて出てくる(対合歯の挺出)
対合歯の挺出や隣接歯の傾斜により歯間の隙間が広がるので、プラークがたまりむし歯や歯周病ができやすい口内環境になります。 プラークとは、むし歯や歯周病の原因となる細菌の集合体のことです。失った歯の周辺の残存歯が移動することにより、咬合(かみ合わせ)がずれてきます。また、失った本数が多い場合にはうまく噛めないので、もう片方の歯でばかり噛み(偏側咀嚼・片噛み)、かみ合わせのバランスが崩れていきます。かみ合わせのずれは、顎関節症の原因となります。

2.審美面での影響
(1)見た目が悪くなる(美観を損なう)
デンタルIQという言葉が日本でも広く知られるようになりました。 歯の美しさは知的な印象を与えます。歯列の一部欠損(歯抜け)は、人前で笑顔を見せることが億劫になったり コンプレックスとなり、コミュニケーションを阻害することがあります。 歯列の一部欠損(いわゆる歯抜け)は、人前で 口をあけたり笑顔を見せることに抵抗感を与え、コミュニケーションが阻害されたり、表情が暗くなりがちです。仕事にも影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

(2)歯ぐきの位置が下がってくる(歯肉の退縮)
歯を失うと、歯肉が小さくなってしまいます。「歯茎がやせる」とも一般的に言われますが、実は歯肉の中にある骨の量が 少なくなるためにそれにあわせて歯肉が小さくなったように見えるのです。歯を失ってしまってそのまま何もしないと、骨が痩せてお顔のハリも失われてしまいます。また、向かい合う歯が伸びてきて歯並びに影響を及ぼします。抜けた部位の骨も痩せてきてしまいます。
歯肉の退縮は、歯周病(歯槽膿漏・歯肉炎)の進行でも起こります。

(3)顔のりんかくが変化してくる(顔貌の変化)
往年の映画女優マレーネ・デートリッヒは、頬のラインをくぼませるために奥歯を抜いたという有名な話があります。 奥歯を失うと頬のラインや顎のラインが内側に寄ります。 また、歯を失って時間がたつと歯肉がやせるのでさらに頬がこけて見えたり顎がたるんで見えたりします。

審美面での影響

3.生活面での影響
(1)ちゃんとかめない事で胃腸に負担がかかる(咀嚼障害による胃腸への負担)
うまく噛み切れない・噛み砕けないといった状態が続くと消化しにくい状態で食物が胃腸に送られることになり、 胃や腸への負担が増加します。また、咀嚼が十分でないと唾液の分泌が不足するので、消化の妨げになります。 さらに、固まりのままだと消化されづらいので、栄養の吸収も不十分で、体調にも影響を及ぼします。 その他、唾液は口の中をきれいにする自浄作用があります。唾液の不足は口臭の原因ともなります。

(2)うまく発音ができなくなる(発音障害)
歯がない部分から息が漏れ、発音が不明瞭になります。 聞き取りにくい話し方になるのを気にして、人と話すことに消極的になってしまいます。

(3)脳への刺激減少
口の中は非常に多くの神経が通っている繊細な器官です。 味覚・触覚・嗅覚が発達した部分なので、歯を失ったことによる咀嚼などの変化が、脳への刺激減少となります。 「よく噛むこと」は脳の老化防止へとつながります。

厚生労働省の研究によると、歯が少なく入れ歯も使わない65歳以上の方は、同年齢の歯が20本以上ある方に比べて、認知症になる確率が1.9倍も高くなるという報告も近年あげられています。

入れ歯でお悩みの方へ

入れ歯でお悩みの方へ・痛いのは原因があります・・・
・外れるのは原因があります・・・
・噛めないのは原因があります・・・
・硬いものが食べられない
・入れ歯の見栄えが悪い
・入れ歯が合わない
・臭いが気になる

入れ歯でお困りの方はたくさんいらっしゃると思います。今の入れ歯でお困りのことを教えて下さい。原因を把握してから、新しい入れ歯を作っていきます。

失った歯を補う義歯治療
あきらめないでください。噛みしめる、食事を味わう、喋る、笑う、など入れ歯は身体の大切な一部となります。なかもずデンタルスタジオでは、患者さまにあった快適な入れ歯をご提案いたします。あなたにあった入れ歯で快適な生活を取り戻しましょう!!

入れ歯と言えば、プラスチックの床(ピンク色の部分)に、陶材もしくはプラスチック製の人工歯が並んでいるものを想像されるかと思います。けれど、「入れ歯」とひとことでいってもその種類はさまざま、種類によってメリットデメリットも異なります。合わなくなっていても「なんとなく」で付け続けていると変な力がかかってしまい、骨が減ってしまう人もいます。気づいた時にはすでに骨が減っていて、ぴったりあった入れ歯の作成が難しくなることも。自分に合った入れ歯を見つけるためにも、まずは今の自分の症状を理解し、それに合った入れ歯を選びましょう。なかもずデンタルスタジオでは保険外の義歯については、多彩な義歯メニューをご用意しております。快適な義歯生活を送れるようお手伝いいたします。(保険の義歯をお望みの方は、グループ歯科医院ますだ歯科にて治療いただけます。)

入れ歯で重要なこととは...辺縁(端、周囲)の封鎖性とかみ合わせ

保険の入れ歯と自費の入れ歯の違いとは

保険の入れ歯(義歯) 自費の入れ歯(義歯)
人工歯の 色・形の問題 少ない 多い
床の種類 少ない 多い
入れ歯の固定方法 簡単な維持装置のみ 多数
製作にかかる工数 少ない 多い
装着した違和感 比較的少ない 少なくできる
入れ歯の強度 若干劣る 強い

自由診療の入れ歯について詳しく

様々な種類の特殊な入れ歯をお取り扱いしています

なかもずデンタルスタジオでは画期的な入れ歯を取り扱っています。
通常の保険でおつくりできる入れ歯のお悩みで多いのは、

・食べにくい、噛めない
・痛い
・話しにくい
・装着していることを他人に気づかれやすい
・安定が悪い、外れやすい
・臭いが気になる
・入れ歯安定剤にお金がかかる

などの欠点がよく挙げられますが、当院ではこれらの欠点を感じさせない自由診療(保険外)ならではの様々なタイプの「画期的な最新の入れ歯」をお取り扱いしています。

自由診療の入れ歯はここが違う!!自由診療の入れ歯
<当院で取り扱っている代表的な入れ歯>
ミラクルデンチャー
コンフォートデンチャー
金属床
ノンクラスプデンチャー

時間をかけた、精度の高い型取り
入れ歯の型取りは、かぶせものや詰め物の型取りとは違い、同じ患者さまのお口の型をとったとしても、とった人の印象をとる技術によりできあがる模型は大きく異なります。入れ歯の型取りは、職人的な側面があり、経験と技術を要する治療行為です。当院では医師、歯科技工士が共同で情報と知識、技術を共有し、より正確な型どりのためにどうすればいいのかを取り組んでいます。時間をかけて適切な印象剤を使い、細部にこだわった型取りを行い、噛み心地の良い入れ歯を作るよう、努力しています。

お口の運動に合わせた「かみ合わせ」
食事の時、あごは上下だけでなく左右にも動きます。安定した入れ歯を作るためには、左右に動くときバランスの良いかみ合わせが必要となります。ところが、あごの動きは人により異なり、左右にあごを動かしたときにバランスの良いかみ合わせを作るのは、容易なことではありません。なかもずデンタルスタジオでは、特殊な技術を用いて、患者さまのあごの動きにあったかみ合わせの入れ歯を作っています。

入れ歯でアンチエイジング
「入れ歯=老化」というイメージがあります。一方、アンチエイジング=抗加齢すなわち、老化を遅らせ若返ることを言います。『入れ歯でアンチエイジング』、矛盾しているのでは?と思われるかも知れません。ところが、入れ歯を作るとき一工夫すると、顔のしわを目立ちにくくすることが出来、その結果表情を明るくすることも可能です。

なかもずデンタルスタジオでは、入れ歯で取り組めるアンチエイジングにも取り組んでいます。

入れ歯の種類と特徴は?

入れ歯の種類
支えに使う歯が一本でも残っている場合は部分入れ歯(部分床義歯)、一本も歯が残っていない場合を総入れ歯(総義歯)と呼びます。各々、様々な種類があります。

保険の部分入れ歯(部分床義歯)の特徴保険の部分入れ歯
保険診療の部分入れ歯は、通常ご自身の歯に金属のバネをかけることで、口を動かしても外れにくいよう、食事をとりやすくしています。ところが、このバネは残っている歯に無理な力をかけてしまうのです。バネをかけている歯(支えに使っている歯)の寿命を大幅に縮めてしまうのが最大のデメリットです。

なかもずデンタルスタジオでは、保険の入れ歯では得る事の出来なかった「入れ歯」へのイメージがかわる様々な画期的な新しい入れ歯を提供しています。自由診療の入れ歯は他の残った歯を少しでも長く、そして心身ともに健康的な生活を送って頂きたいと考えているからです。支えに使う歯に対する影響が極小な、歯にやさしく、快適な入れ歯を作成し、患者さまから高い評価を得ています。(入れ歯でお悩みの方が、当院で入れ歯を作成した後、こんな感想をおっしゃいました。
『また好きなものが食べれるようになったのは嬉しいけれど、食事がおいしくて太ってしまった』
嬉しい悩みに一緒に思わず笑ってしまいました。自由診療の入れ歯のタイプは様々、ご自身に合った入れ歯をお選びください。

保険の入れ歯(総入れ歯=総義歯)の特徴保険の総義歯入れ歯
総入れ歯は、支えになる歯がありません。従って、入れ歯自体が歯ぐき(正確には顎堤といいます)に吸着することにより、ものを噛んだときも外れず、食事が可能となります。
ただ、総入れ歯はかみ合わせや歯を並べる位置が悪いと、食事の時に外れたり、痛みを感じる原因となります。

なかもずデンタルスタジオの総入れ歯は、自由診療ならではのメリット。時間をかけて型を取ると同時に、変形の少ない方法で作成します。更に、かみ合わせに通常よりこだわるため、大変な時間をかけて徹底的にこだわったかみ合わせを作り上げ、更に安定の良い入れ歯を作しています。

自由診療の入れ歯について詳しく

入れ歯治療の流れ

【STEP1】ご相談および診察・検査
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【STEP2】治療法の決定
次へ
【STEP3】治療開始
次へ
【STEP4】入れ歯完成
次へ
【STEP5】メンテナンス

入れ歯のお手入れ方法

【STEP1】入れ歯を外し、水洗いをします
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【STEP2】専用のブラシを使ってブラッシングします
次へ
【STEP3】入れ歯洗浄液に浸けます
次へ
【STEP4】水洗いをします

※注意点
入れ歯のお手入れは、最低でも1日1度は行いましょう。基本的には、食事の後と寝る前に水洗いをします。できるだけ、入れ歯用に作られた専用のブラシで丁寧に入れ歯を磨きましょう。

入れ歯(義歯)のお支払い方法について

治療費の支払い方法に関しては、当院のトリートメントコーディネーターにご相談ください。
各種クレジットカード、銀行系の低金利医療ローン、大手信販会社の医療ローンもご利用いただけます。

歯周病の検査と診断書

歯周検査結果が一目で分かる診断書(業務記録)を作成しています。

歯周病治療

歯周病の検査は歯周ポケット検査、歯の動揺度検査、プラーク付着検査を行います。このデータは担当の歯科衛生士が患者さまの現在の状況が過去も含め、どのような経緯や状態にあるのかが一目でわかるように記録しています。また患者さまにあった対策や改善方法もわかりやすくご説明します。

【歯周組織精密検査】
歯周病の検査は歯肉の状態、歯周ポケットの測定、エックス線検査を行い、歯みがきの方法(清掃状態)、や全身の病気、喫煙、食生活などから歯周病の要因も調べます。むし歯や不適合なかぶせ物・入れ歯・歯並びなど間接的な原因があれば、改善する必要があります。

歯周病(歯槽膿漏)の治療法

1.軽度歯周病の治療【スケーリング】歯周病の治療法
軽度の歯周病の場合には歯についた歯石をまず取り除くことから始めます。歯についた歯石は日頃の歯みがきで取ることはできません。そこでスケーリングという歯石を除去する作業を、歯科衛生士が行います。

症状が軽い場合にはスケーリングと歯みがき指導を行います。歯みがきをきちんと行うこと(プラークコントロール)で軽度の歯周病は改善されます。

2.中度歯周病の治療【SRP:スケーリング・ルートプレーニング】歯周病の治療法
中度の歯周病の場合には歯石を除去する作業(スケーリング)で歯石除去後、歯石をつきにくくするために歯面を平らにするルートプレーニング(根面の滑沢化)を行います。上部にある縁下歯石はこの作業で取り除くことができます。歯みがき指導と合わせて歯周病の改善を歯科衛生士が行います。

3.重度歯周病の治療【FOP:歯肉剥離掻爬術】歯周病の治療法
重度の歯周病の場合、歯肉の奥の方に歯石(縁下歯石)があり、スケーリング・ルートプレーニングでは完全に除去することができません。そこでFOP歯肉剥離掻爬術といわれる外科的な処置を歯科医師が行います。FOPとは、歯肉剥離掻爬術とは歯肉を剥離し、歯周ポケット内の歯石や肉芽組織などをかき出す外科的手術です。(FOPは提携歯科医院であるますだ歯科では保険適応で治療が受けられます)

●歯周外科治療、フラップ手術(periodontal surgery、flap operation、FOP)
歯周外科治療とは歯周病の治療法の1つで、プラークコントロールやスケーリング・ルートプレーニングを行っても症状が改善しない部分に対して行なわれる治療です。フラップ手術(FOP)、歯肉剥離掻爬術と呼ばれることもあります。具体的な治療法としては、まず局所麻酔を行い、メスで歯肉を切って骨を出します。そうすることによって、通常では見ることが出来なかった部分が丸見えになりますので、スケーラーを使って徹底的に歯石を取ります。

さらに必要に応じて、

4.重度の歯周病治療(保険外治療)【歯周再生療法】
歯周病が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどく、FOPでも改善が見込まれない場合には、歯周組織を回復させる手術ための歯周外科手術が必要になります。その際に保険外オプションで歯周組織再生療法、メンブレンやゲルと呼ばれる歯周組織再生材料を用い、骨移植や骨の整形を行い、歯周組織を回復させる治療を行います。この治療を「歯周再生治療」と言います。

歯周病の中の歯周炎にかかりますと、歯を支えている骨が吸収して段々と歯が動いてきます。その失われた骨を再生する事ができるようになってきました。それを可能にしたのは、GTR法とエムドゲイン法です。

GTR法(Guided Tissue Regeneration)とは、1980年代の半ばに登場した方法で、簡単に言うと、 骨の無くなった部分に、医療用のゴアテックスの皮膜を設置して、骨を再生させようとする方法です。ただ、この方法は、難しく熟練した歯科医師の腕が必要です。歯肉の下にそーっと ゴアテックスの膜をはさんで縫合する方法ですが、欧米人に比べて歯肉が薄いアジア系の人種の場合は手術は難しく、術後何日かして膜が露出してしまったりして感染する事があり骨はできないこともあります。

なかもずデンタルスタジオではこのGTRのオペが可能です。症状によっては他にも、エムドゲインという物質を使う歯槽骨の再生療法があります。

再生療法

歯周病で歯根膜、歯を支える歯槽骨が吸収され歯が動く状態になっているときに、歯根膜、歯槽骨の再生を促すために行う外科的治療法で、「GTR(組織再生誘導)法」と「エムドゲイン」の2つがあります。

・どちらの治療法も骨と一緒に歯根膜も一緒に再生する
・下準備として歯石をしっかり取っておくことが不可欠

どちらも術後の患部を清潔にし、歯槽骨を破壊する細菌の増殖を防ぐために歯科衛生士の定期的な掃除が必須です。また、手術箇所を触らないような掃除が必要なため、歯科衛生士が口腔内管理することが不可欠です。

基本的知識
・歯肉の再生スピードははやく、歯槽骨の再生スピードは遅い
・骨の減った部分(隙間)を骨で埋めるためには、この隙間をキープすることが必要
・保護された歯周組織(歯槽骨・歯根膜)は、1ヵ月に約1mm程度の速さで再生、数ヵ月で新しい歯槽骨と歯根膜が再生するといわれている(個人差あり)

隙間をキープするためにすること
歯肉が隙間に入っていくのを防ぐことが大事です。(隙間がなくなると骨が再生する場所がなくなる。)そのために、歯肉と隙間の境目に歯根膜を再生させます(隙間の確保)。

治療法
GTR(組織再生誘導)とエムドゲインの2つの方法があります。ただし、どちらも水平に減っている場合は適応不可となります(部分的な症例のみ)。

GTRについて詳しく
エムドゲインについて詳しく

GTR(組織再生誘導)法

GTRとは
Guided Tissue Regenerationの略。GTR(組織再生誘導)法とは、歯周病などによって歯肉・歯根膜・歯槽骨などの破壊された歯周組織の再生を誘導する治療方法です。

治療について
歯周病や歯槽膿漏で溶かされた歯槽骨は、歯周病治療を行っても再生されません。これは、歯槽骨が自然治癒により再生される前に、周りの歯肉が回復し、本来歯周組織が再生されるスペースを埋めてしまうからです。骨は歯肉と比べて、再生するために何倍もの時間がかかります。そこで、歯槽骨や歯根膜が回復するまで歯肉が入らないようにスペースを確保し、歯周組織の再生を行うGTR(組織再生誘導)法があります。とはいえ、骨を作りたい部分に骨よりも先に歯肉が再生してしまうと、目的の骨ができません。歯周組織の再生には「GTR法」という再生療法があります。この治療法は、直接骨を作るのではなく、骨を作る細胞を誘導することで骨の再生を促します。初期から中期全般の歯周病の進行を食い止めることが期待できますが、重度に進行し全体的に歯の吸収が進んでしまっている歯周病には、適応外となります。

GTR(組織再生誘導)法は、歯周ポケット内部をキレイに清掃(スケーリング・ルートプレーニング)した後、生体適合性に優れているメンブレンと呼ばれる人工の膜を用いて骨再生のスペースを確保して歯周組織が再生するスペースを保護する、骨の失われた部分に歯肉が入り込むのを防ぐことで骨の再生を待つ歯周組織再生法の一つです。保護された歯周組織(歯槽骨・歯根膜)は、個人差はありますが1ヵ月に約1mm程度の速さで再生するといわれています。

※「GTR法」で使用されるメンブレンは、非吸収性のチタンやフッ素樹脂、または生体内で分解されるコラーゲンなど、生体適合性に優れているとされる人工材料から作られています。

治療の流れ
1.患部を清潔にします
まずは、歯肉をめくり付着した歯石・歯垢をキレイに除去し、歯周病に侵された歯槽骨の表面を取り除きます。歯周組織を清潔な状態いします。

2.人工膜(メンブレン)で覆います
歯槽骨や歯根膜が不足している部分を、人工膜(メンブレン)で覆うことで、歯槽骨などの硬い組織が再生するときに歯肉などの軟らかい組織の混入を防ぐことができます。

3.歯槽骨や歯根膜の再生を待ちます
骨が再生するまで生体内を清潔な環境で保ち、粘膜の侵入を防ぎながら歯槽骨や歯根膜の再生を待ちます。個人差がありますが、数ヵ月で新しい歯槽骨と歯根膜が再生します。

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エムドゲイン

歯周組織再生材料のエムドゲインゲルの主成分(エナメルマトリックスデリバティブ)は、子供の頃、歯が生えてくる時に重要な働きをするタンパク質の一種で、この製品は歯周組織回復のため世界39カ国で使用されています。しかし保険は適応されていないので自費治療となります。

エムドゲインとはエムドゲイン
スウェーデンの幼弱な豚の歯の芽(歯胚と言います。)から抽出したタンパク質の1種です。エムドゲインは商品名で、一般名エナメルマトリックスデリバティブです。スウェーデンのビオラ社で開発生産され世界40カ国以上で使用されています(莫大な数の論文が世界中で発表されています)。日本の厚生労働省の承認ではありますが、健康保険診療の適応外治療となります。

エムドゲイン見た目や性状は、サトイモの煮汁にそっくりです。(鍋の底にたまったドロドロしたもののイメージ。)

作用:歯が生えてくる時と同じ環境を作りだすことによって、再度骨を歯の周囲に呼び込んで骨を再生させます。

<どんな歯周病にも使える?>
部分的に骨が吸収してしまった場合にのみ効果があります。例えば、歯の周囲360度の骨が水平的に下がってしまっている様な場合、骨を再生させる事はできません。

<準備>
基本的な歯周病の治療が一通り終わっている必要があります。つまり歯ブラシがしっかり使える様になっている事及び、歯石の除去等が終了している事です。歯ブラシの使い方が悪い場合や、きっちりとした歯周病の治療ができていないと、このエムドゲインを使っても意味がありません。尚、きちっとした歯周病治療とは、歯ブラシの正しい使用法を理解し、その上に、エムドゲインを必要とする部分の様な場合、局所麻酔をした状態において、しっかり歯石が除去されていることを意味します。

<実際の使用方法>
歯茎を切開して、歯の面を徹底的に掃除をしてから、酸処理をしてエムドゲインを塗布後に縫合して完了。GTR法よりは簡単ですが、ある程度縫合をしてから エムドゲインを塗布しないとサトイモの煮汁状ですので、塗布してから縫合していると流れ出てしまいます。また、この段階でまだ沢山の歯石が残っているよ上手くいきません。そのため、この前の段階で殆どの歯石をとっておく必要があります。

<術後のケア>
1ヶ月位は、歯間ブラシや、デンタルフロスでなどで刺激せず、そーっとしておくことが重要です。周囲を磨く事はかまいませんが、あくまでもエムドゲイン を塗布したところは触れないようにします。補助的な手段として、クロルヘキシジンを含有したコンクールと言うウガイ薬やリステリンを使っていただきます。そして 定期的に来院していただき、歯科衛生士がその部分をさわらないように、掃除をします。歯周病は慢性病です。エムドゲインを使って骨を再生させても、その骨を溶かす細菌が増えだす環境ですと、再度発症となりますので、定期的なポケット内の清掃をかかせないようにして下さい。

エムドゲインゲルを使用した歯周再生治療法について
●手術前の作業
レントゲンや歯周ポケットの検査など、治療に必要な検査を行います。歯周再生療法が行えるかどうかは歯周病の程度、患者様の健康状態など様々な検査を元に診査診断いたします。

●歯周外科手術
歯周外科手術は麻酔をかけ、歯肉を切開、剥離します。次に剥離した部分の歯面表面の清掃を行い、完全に歯石を除去します。清掃後は歯周組織再生材料のエムドゲインゲルを塗布し、切開した部分を縫合し手術は終了です。手術時間は約1時間で、手術後しばらく休んでいただいた後は帰宅できます。抜糸は2~6週間後に行います。
※歯周外科手術は治療についての注意、治療方法詳細の説明後、患者様の同意を得た上で行います。

エムドゲインエムドゲイン

●手術後
手術部分は指や舌でさわらないよう注意が必要です。術後3~6週間は消毒薬で口の中を洗浄していただき、必要な場合は抗生物質を処方します。

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ホワイトニングをより詳しく

ホワイトニングとはホワイトニング
1989年にアメリカで実用化された技術。歯の表面に付着した色素を落とすだけでなく、歯の表面を削ったり傷つけたりすることなく、歯の中にある色素を分解して歯の明るさを上げて歯自体を白くしていきます。

以前はホワイトニングを「色素を抜くこと」から「ブリーチング」と呼んでいました。ただ、ブリーチという言葉には、強力な薬品を使って髪の毛や衣類を漂白することを連想させるため、1990年初頭に米メーカーの発案でホワイトニングという言葉が使用されるようになり、定着しました。

大きくわけて歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングがあります。

どうして歯を白くできるの?
ホワイトニング剤にライトを当て、薬剤を活性化させます。(ホワイトニングに使用している「過酸化水素」は、分解の際にフリーラジカルを発生させます。)ホワイトニング剤が分解するときに発生する水酸基ラジカル(OH')が歯の着色有機質に含まれている「二重結合部分」を切断、分解。(このとき酸素も発生しますがホワイトニング効果はありません)着色有機質は分子が小さくなり、色がなくなってきます。この無色化によって、歯の明るさ(明度)を上げて白くする方法が「ホワイトニング」です。色素を分解された歯は透明感(明度)が上り白くなります。

歯の明るさを上げて白くするため、かなり白くしても、自然な感じで白くなります。
ホワイトニングは物質を溶かすのではなく、色が変わるだけです。歯自体を溶かしたり、傷つけることはないので安心して下さい。

オフィスホワイトニングでは、この反応を促進させるために、光やレーザー、プラズマなどを当てます。また最近では触媒として二酸化チタンや窒素などを配合して、反応を促進しています。

そのほかの作用
歯の着色を分解して白くするほかに、補助的なものとして下記のようなものがあります、一時的なもので、すぐに効果はなくなります。

・歯の表面の乱反射
ホワイトニングを行うと、薬剤によっては一時的に歯のカルシウムが溶け出して、歯の表面が荒れ、光の乱反射によって白く見えることがあります。この作用は、カルシウムが戻る1時間程度で、元に戻ってしまいます。

・歯の乾燥
歯にはペリクルという、タンパク質の保護膜がありますが、ホワイトニング直後は、このペリクルがはがれてしまい、歯が乾燥しているため、白っぽく見えています。この作用はペリクルが再生する24時間以内には、元に戻ります。

ホワイトニングは安全?
ホワイトニングの研究は100年以上前の1844年から行われています。米国では約20年前から実用化され、今ではドラッグストアや百貨店などで普通に販売されているほど生活に浸透しています。

●ホワイトニングに使用される薬剤について
米国の食品医薬品局や日本の厚生労働省でも認可され以下の多くの大学や研究機関などで安全性が確認されています。

アメリカ:ニューヨーク大学、ニュージャージー医科歯科大学、ロマリンダ大学、インディアナ大学
日  本:昭和大学、日本大学、東京医科歯科大学、岩手大学など

歯を軟化させたり、傷めたりすることなく安全に白くすることが出来ますので安心してください。

●ジェルについてホワイトニング
ホワイトニングには通常、過酸化水素を使用して歯を白くします。過酸化水素は、消毒剤として一般的に使用されているのをはじめ、食品添加物にも使用されており、人体でも肝臓で1日に約6.5gの過酸化水素が作られています。またホームホワイトニングで使用されている過酸化尿素は、歯茎の治療薬としても使用されています。ホワイトニング剤の中には、pHが低いものがあり、一時的に歯のカルシウムが溶け出す脱灰という現象を起こしますが、唾液の作用で1時間以内にはカルシウムが戻る「再石灰化」が起こることが分かっています。このリスクはコーラを飲んだ時と同程度です。以前は酸を使用してホワイトニングを行っていた時代もありましたが、現在はほとんどの製品で酸を使用していません。

●ライトについてホワイトニング
ホワイトニングには可視光線領域のライトやレーザー、LEDなどを使用します。中には近紫外線であるUVAを若干含んでいるものもありますが、紫外線そのものではありません。薬事法が厳しい日本や、訴訟大国のアメリカで認可されているシステムであれば、正しい使い方をしていればどれも安全性に問題はありません。

●熱について
オフィスホワイトニングに使用する機械の中には、熱が出るものがあります。これはホワイトニング剤を活性化させるためにわざと熱を出しているのですが、温度が50度近くになることもあります。しかしCRAというアメリカの研究機関の報告では、お薬表面の温度は50度近くになっても、歯面の温度は体温にも満たないことが確認されています。この熱はお薬を活性化させるためだけのものですので、歯の神経には全く影響がありません。

歯のクリーニングとは違うの?
歯のクリーニングとは歯の表面についた色素(ステイン)を磨いて落とし元の歯の色に戻すこと。
歯が黄色い人の中には、ヤニや茶渋などの色素で歯が黄色くなっていることがあり、歯のクリーニングだけでもかなり白くなることもあります。もし1年以内に歯のクリーニングを受けていなかったら、まずはクリーニングを試してみてください。ホワイトニングをするにもこのクリーニングは必要です。歯の表面に汚れや色素がついているとホワイトニング剤の成分がこの汚れに吸収されてしまい、効果が半減してしまいます。歯を白くする第一歩は歯のクリーニングです。歯のホワイトニングは、歯の表面の色素を落とすクリーニングと違い、歯自体の色を白くします。

歯は何で変色するのですか?
歯の変色の原因は大きく分けて歯の内側からのものと外側からのものがあります。
歯の内側から黄色くなる原因の多くは加齢による変色です。歯には半透明のエナメル質の内側に象牙質という黄色い層があるのですが、さらにこの内側を歯の神経と血管が通っています。生えたての歯の象牙質は淡いクリーム色をしているのですが、肌の老化と同じで新陳代謝によって年々この色が濃くなってきてしまいます。またエナメル質も毎日の歯磨きや歯軋り、毎日の食事などで薄くなり、内側の象牙質の色が強くなってきてしまいます。この二つの相互作用により歯の色が黄色くなってきます。また、紫外線によっても歯の色が濃くなることがあります。年齢とは関係なく歯の神経をとってしまったり神経が死んでしまったりした場合でも象牙質が茶色に変色してきます。これは歯に栄養が行き渡らなくなったためで、一種の老化現象といえます。歯を白くすることはつまりアンチエイジングということです。

テトラサイクリンという抗生物質によっても象牙質の色が変色します。永久歯の象牙質ができてくる乳児から12歳くらいの間にこの薬を長期間飲むと象牙質に色素が沈着してしまい、歯の色がかなり濃くなったり歯に縞模様ができたりします。色は薬の種類によってグレーや茶色、オレンジ色などさまざまです。いずれにしても色が濃い場合には歯のクリーニングやホワイトニングだけでは白くする事が難しい場合があります。この他にも全身疾患によって歯の色が変わってしまうことがあります。またエナメル質ができるときに多量のフッ素を摂取すると、歯に白い斑点ができたり、一部分が茶褐色に変色することがあります。

ホワイトニング次に歯の外側から起こる変色の原因ですが、まずなんと言っても飲食による歯への着色がNo.1です。タバコはもちろん、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、コーラなどの飲み物、カレーなど香辛料の強い食べ物、チョコレートなど日常口にしているものでも色素が歯についてしまいます。また、口紅も注意が必要です。その他ではむし歯によるものがあります。初期むし歯は白くにごった色になり、表面がざらざらしてきます。さらに進行すると茶褐色や黒っぽくなってきます。こうなってくるとむし歯を削って詰めなければなりません。また、むし歯の治療で詰めた金属が原因で黒っぽくなってくることがあります。この場合は原因となっている金属をはずし、黒くなってしまった部分をすべて削り取り白い材料で詰めなおす必要があります。これらむし歯が原因で起こってしまった変色には残念ながらホワイトニングの効果がありません。歯を白くする場合にはこれらの治療を済ませてからホワイトニングを行ってください。

歯の内側から黄色くなる原因の多くは加齢による変色です。歯には半透明のエナメル質の内側に象牙質という黄色い層があるのですが、さらにこの内側を歯の神経と血管が通っています。生えたての歯の象牙質は淡いクリーム色をしているのですが、肌の老化と同じで新陳代謝により年々この色が濃くなってきてしまいます。またエナメル質も毎日の歯磨きや歯軋り、毎日の食事などで薄くなり内側の象牙質の色が強くなってきてしまいます。この二つの相互作用により歯の色が黄色くなってくるのです。また、紫外線によっても歯の色が濃くなることがあります。年齢とは関係なく歯の神経をとってしまったり神経が死んでしまったりした場合でも象牙質が茶色に変色してきます。これは歯に栄養が行き渡らなくなったためで、一種の老化現象といえます。歯を白くすることはつまりアンチエイジングということです。

●抗生物質(テトラサイクリン)
テトラサイクリンという抗生剤によっても象牙質の色が変色します。永久歯の象牙質ができてくる乳児から7歳くらいの間にこの薬を長期間飲むと象牙質に色素が沈着してしまい歯の色がかなり濃くなったり歯に縞模様ができたりします。色は薬の種類によってグレーや茶色、オレンジ色などさまざま。いずれにしても色が濃い場合には歯のクリーニングやホワイトニングだけでは白くする事が難しい場合があります。この他にも全身疾患によって歯の色が変わってしまうことがあります。

●フッ素
エナメル質の形成期に多量のフッ素を摂取すると、歯に白い斑点ができたり、一部分が茶褐色に変色することがあります。この白斑はホワイトニングを行うことによって逆に目立ってしまう場合があり注意が必要です。軽い場合はホワイトニングで改善できますが、白斑が大きい場合や茶褐色が強い場合にはホワイトニングで白くならないことがあります。

【宝塚班状歯訴訟】
日本で昭和46年に【宝塚班状歯訴訟】という事件が起こりました。水道水にフッ素を入れることでむし歯を減らすことができることはすでに実証されており、欧米では一部の地域を除き実施されています。日本でも1960年代後半から水道水のフッ素化を兵庫県宝塚市と西宮市で始めたのですが、フッ素1ppmのところを倍量の2ppmのフッ素が入ってしまったのです。その結果、この水道水を飲んだ人たちにフッ素中毒の症状が出てしまい、訴訟問題にまで発展、フッ素を水道水から除去せざるを得なくなってしまったのです。
この事件以来、フッ素は危険ではないかという風潮が広がり日本の上水道のフッ素化が遅れているといわれています。フッ素中毒の症状のひとつに「歯牙フッ素症」というものがあります。エナメル質ができる乳児から7歳くらいの間にフッ素を過剰に摂るとエナメル質に白い斑点ができたり茶色くなったりしてしまうのです。軽度の歯牙フッ素症はホワイトニングで改善されますが、重度の場合は歯のマニキュアやセラミックス治療でなければきれいにすることができません。

●外側からくる変色
次に歯の外側から起こる変色の原因のNo.1は、飲食による歯への着色。タバコ、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、コーラなどの飲み物、カレーなど香辛料の強い食べ物、チョコレートなど

日常口にしているものでも色素が歯についてしまいます。口紅も注意が必要です。その他ではむし歯によるものがあります。初期むし歯は白くにごった色になり、表面がざらざらしてきます。表面だけの初期むし歯であればティースポリッシングによってきれいにすることができますが、さらに進行すると茶褐色や黒っぽくなってきます。こうなってくるとむし歯を削って詰めなければなりません。そうなる前にお手入れをしてきれいな歯を保つことが大切です。

また、むし歯の治療で詰めた金属が原因で黒っぽくなってくることがあります。この場合は原因となっている金属をはずし、黒くなってしまった部分をすべて削り取り白い材料で詰めなおす必要があります。これらむし歯が原因で起こってしまった変色には残念ながらホワイトニングの効果がありません。歯を白くする場合にはこれらの治療を済ませてからホワイトニングに移ります。

代表的なものを挙げましたが歯の変色の原因には少数のものを含めるとまだまだあります。

ホワイトニングで歯に沁みることがありますか?ホワイトニング
かき氷やアイスクリームを食べて歯にしみるようにホワイトニングをしているとたまにツンと軽い痛みがあることがあります。ホワイトニングの薬が氷と同じように歯にしみて起こる現象で、健康な歯の人にも起こることがあります。

歯の構造は表面がエナメル質、その下に象牙質があり、歯の中心にある神経を保護しています。この象牙質に何らかの刺激が加わると痛みを感じるのですがこの症状を知覚過敏といいます。エナメル質には知覚がありませんが、歯軋りによって歯の先が削れてしまっている場合や不適切な歯磨きで歯の根元がくびれてしまっている場合、年とともにエナメル質が薄くなってきた場合は、象牙質まで刺激が届いてしまいます。また、エナメル質のひびや詰め物の隙間も刺激が象牙質に届きます。

ホワイトニングの薬は消毒薬を濃くしたものを使用しています。傷口に消毒薬がしみるのと同じことが歯でも起こります。象牙質が出てしまっているところはいわゆる傷口と同じです。ここに消毒薬をつけるとしみてしまいますので明らかにこの傷があるようなところにはホワイトニング剤を塗りません。また細かいひびはお肌の荒れと同じです。このひびはエナメル質に含まれる水分と関係があり、年とともに増えてくるもので普通は問題ありません。傷がなくても肌が荒れていると消毒薬がしみることがありますが、これと同様、エナメル質に細かいひびがあると、ホワイトニング剤がこの細かいひびを伝って、少しずつしみてくることがあります。ただこのしみは歯に対して害はなく一過性のものですのでホワイトニングが終われば、ほとんどのしみはなくなります。もし知覚過敏が起こった場合には、知覚過敏用の歯磨きやフッ素配合の歯磨きを使用することでおさまります。

ホワイトニングの種類によって、日本人に向き不向きがありますか?
日本人は白人に比べて、エナメル質が薄くできています。エナメル質が薄いと、ホワイトニングの際にしみやすいのですが、これは薬剤濃度と関係があります。お薬の濃度が高いと、光を当てなくても短時間で知覚過敏が起こることがあります。光を使用していないシステムや、光の効果が弱いシステムでは、30~40%の高濃度の薬剤を使用していますので、日本人の場合は白くなる前にしみてしまう可能性があります。そのため白くするためには1回の時間を短くして、何回か行う必要があります。これに対して15~25%程度の薬剤を使用し、特殊なライトや触媒を使用しているシステムは、薬剤の濃度が低くできるために、エナメル質の薄い日本人でも、1回で長時間のホワイトニングが可能になります。このほうが、歯にはやさしく、日本人向きといえます。ただこれらの歯のしみは、お薬の効果が完全に消える24時間以内には収まりますので、歯に害はありません。
ホワイトニングの効果や知覚過敏の程度は、人種よりも個人個人の歯の色や状態によって変わってきますので、日本人だからこのホワイトニングのほうがいい、というのはありません。歯をよく診査してもらってから、しみる程度とホワイトニングの効果で選ばれるほうがいいと思います。

市販のホワイトニング剤や歯磨きで歯を白くすることはできますか?
残念ながら日本では現在のところ薬事法上、市販されている歯磨きやジェルなどに歯科医院で使用しているホワイトニング剤の過酸化物を、成分に入れることが禁止されています。中には「歯を白くする」や「ホワイトニング」と謳っている製品がありますが、これは歯の表面の汚れや色素を落とすいわゆるクリーニング効果のみです。このクリーニング効果でも、「歯を白くする」や「ホワイトニング」と表示していいことになっているため、誤解が生じています。歯の表面の着色は、市販の歯磨きやジェルで落とすことができますが、歯自体の黄ばみを白くするには、歯科医院でホワイトニングをお受けください。
また海外ではドラッグストアなどで、ホワイトニング剤が配合された歯磨きやジェルを購入することができますが、日本人は欧米人に比べて歯と歯の間のむし歯が多く、知らずにホワイトニング剤を使用してしまうと、歯の神経を痛めてしまう可能性があります。特にアメリカでは高濃度のホワイトニング剤も販売されていますので、使用するのであれば必ず歯科医師に相談してから使用してください。

ホワイトニング以外で歯を白くする方法はありますか?
歯を白くする方法としては、歯の明るさを上げて白くする方法と、白の濃度を濃くして白くする方法があります。歯の明るさを上げて白くする方法がホワイトニングです。しかし歯のホワイトニングには個人差があり、歯によっては十分に白くならない場合があります。このような場合には、白の濃度を濃くする方法で確実に歯を白くすることができます。この方法が歯のマニキュアです。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングはどちらがいいの?
オフィスホワイトニングで使用しているお薬の濃度は、ホームホワイトニングの約10倍
ホームホワイトニングは自分で行うホワイトニング方法です。国家資格のない一般の人が行うわけなので、効果はオフィスホワイトニングに比べるとかなりゆっくりです。

ホワイトニング時間的に余裕のない人には「オフィスホワイトニング」をおススメします。ホームホワイトニングは、慣れるまでにフェードアウトする方も多いのが現状。その理由は、自然に白くなるためにその分回数がかかるためモチベーションが下がりやすいから。また、すべてを自分で行わなければならないので、かなり面倒かもしれません。また再着色を防ぐため、食事制限がホームホワイトニングの期間中ずっと続くため、これに耐えられない方もいらっしゃいます。このため、途中でやめてしまう方も少なくありません。

ただし、抗生物質の影響で変色してしまっている方などは、ホームホワイトニングで長時間ホワイトニングを行なわないと、白くならない場合があります。

ホワイトニングに注目が寄せられる中、一時期「オフィスホワイトニング」は「ホームホワイトニング」に比べて「透明感がなくなる」といわれていたことがあります。その理由は一昔前まではホームホワイトニングが「中性」だったのに、オフィスホワイトニング剤は「酸性」だったから。現在の最新のオフィスホワイトニング剤は、施術直前に中性にして使用するため、透明感がなくなることはありません。

裏側から矯正をしている方や、歯並びが悪い方は、オフィスホワイトニングは可能ですが、ホームホワイトニングはできません。胃に障害がある方、糖尿病の方もホームホワイトニングは避けたほうがいいでしょう。光過敏症の方やてんかん、呼吸器系に異常がある場合、膠原病の方、ペースメーカーを使用している方は、オフィスホワイトニングができない場合があります。

ホワイトニング用語集
アルゴンレーザー
光に近いレーザーでネオンサインなどにも使用される。457~514nmの波長をもつため、ホワイトニングやむし歯治療に利用されていたが、機械が製造中止となったため、アルゴンレーザーを使用したホワイトニングは現在ではほとんど行われていない。

インターナルブリーチ
神経がない歯の内側にホワイトニング剤を入れて、ホワイトニングを行う方法の総称。通常はプラズマやレーザー、ハロゲンライトなどを当てて白くするオフィスホワイトニングで行われるが、ホームホワイトニングと併用することもできる。

LED
LEDはLight Emitting Diodeの略。ホワイトニングに使用される。

オフィスホワイトニング
歯科医院(OFFICE)で行うホワイトニング。通常はレーザー、ハロゲンライト、プラズマライト、LEDなどを使用する。システムによって様々な種類がある。

クリーニング
歯の表面についた色素(ステイン)を磨いて落とし、元の歯の色に戻すこと。歯の色自体は白くならない。

シェードガイド
ホワイトニングの時に使用する歯の色のガイド。通常明るさ順に並んでおり、左の方が明るい。

タッチアップ・ホワイトニング
ホワイトニング後の白さを維持するメンテナンスのホワイトニング。通常半年~1年に1回程度。リタッチともいう。

知覚過敏
歯が沁みる症状。通常はホワイトニングを終了して24時間以内に消失する。

テトラサイクリン変色歯
テトラサイクリンとは、テトラサイクリン系抗生物質の総称で、乳幼児期に服用すると歯の象牙質や骨に着色を起こし、容易に除去することができない。テトラサイクリン系の抗生物質には、ミノサイクリン、オキシテトラサイクリン、クロールテトラサイクリンなど20種類以上あり、種類によって着色の色が違う。この色は紫外線によって濃くなるため、光が当たる前歯の色が特に目立つ。

デュアルホワイトニング
コンビネーションホワイトニングとも呼ばれ、2種類以上の異なったホワイトニングを組み合わせる方法。一般的にはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせて行う。

二酸化チタン
ホワイトニングの効果を上げるための触媒。特定の波長の光に対して効果を表す。

ブリーチング
ホワイトニングと同じ意味。過酸化水素が分解する際に発生するヒドロキシラジカルやヒドロペルオキシラジカルなどのフリーラジカルが、歯の着色有機質の二重結合部分を切断し、低分子化することにより起こる「無色化」により、歯の明度を上げることにより白くする方法。医学的にはブリーチングが正しい。

フリーラジカル
過酸化水素が分解したときに発生する電子対を持たない分子。スーパーオキシド、ヒドロキシラジカル、ヒドロペルオキシラジカルなどにホワイトニング作用がある。

ペリクル
歯の表面を保護するタンパク質の保護膜。ホワイトニングによって一時的に消失する。

ホームホワイトニング
マウスピースを使用して、自宅で自分で行うホワイトニング。デイタイプとナイトタイプがある。

ホワイトニング
ブリーチングと同じ意味。最近では一般的にはホワイトニングを用いることが多い。

リタッチ
ホワイトニングを再度行うこと。

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ホワイトニング

健康なお口が維持できるようになったら、次は輝くような白い歯を手に入れたい。そんな願いにも、安心・安全の技術でお応えします。

ホワイトニング

当院では、患者さまのご都合やご要望に合わせて選んでいただける3種類のホワイトニングを用意しております。お口の中の状態には個人差がありますので、まずはお気軽にご相談ください。

またセラミックなどの被せ物などを入れる際に、先にホワイトニングを行ってからその白さに合わせて被せ物を製作する、という患者さまもいらっしゃいます。ご興味がある際は、被せ物の治療を始める際に医師やコーディネーターにご相談ください。

当院が採用するホワイトニング

当院では自然で快適なホワイトニングを行っていただけるよう、ポリリン酸ホワイトニングを採用しています。

●ポリリン酸ホワイトニング
ポリリン酸はさまざまな生物の体の中にある成分です。また食品にも含まれており、安全性が認められています。

ホワイトニングは、当院で行っていただく「オフィスホワイトニング」と、ご自宅で患者さまご自身に行っていただく「ホームホワイトニング」。また、来院+ご自宅の両方で行う「デュアルホワイトニング」があります。

オフィスホワイトニングオフィスホワイトニング
ポリリン酸薬剤を歯の表面に塗布し、専用の光を当てて短時間で歯を白くします。従来のホワイトニングのように、歯に対しての刺激や痛みがほとんどなく、白さが後戻りしにくい利点があります。お忙しい方や、ご自身でのケアに不安を感じる方などにおすすめです。

ホームホワイトニングホームホワイトニング
患者さまに合わせた専用キット(マウスピース)を製作後、ご自宅で行っていただく方法です。ご自宅用として薬の濃度を落としているため、オフィスホワイトニングよりも白くなるまでに日数を要しますが、時間をかける分だけ白さは増し、後戻りもしにくい方法です。費用が安いメリットや、ご自身のペースでできる気軽さも好評です。

デュアルホワイトニングデュアホワイトニング
デュアルホワイトニングは、コンビネーションホワイトニングとも呼ばれ、2種類以上の異なったホワイトニングを組み合わせる方法です。一般的にはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせて行います。より効果がアップし、さらに白さも長く持続させられる利点があります。

ホワイトニングをより詳しく

ホワイトニングの長所と短所

<ホワイトニングのメリット>
自分の歯を削ったり、傷めたりすることなく白くすることができます。できるだけ自分の歯でと思っている方に。オフィスホワイトニングは短い期間で白くすることができます。歯の明るさを上げて白くしていくため、透明感のある自然な白さになります。回数によって、白さを調整できます。少しだけ白くしたい場合や、他人に気づかれずに白くすることも可能です。歯は削りません。自分の歯がある限り、何度でも繰り返しホワイトニングをやり直すことができます。セラミックなどで白くした場合、1本十数万円かかってしまいますが、ホワイトニングは安価にできます。

<ホワイトニングのデメリット>
セラミックや樹脂の詰め物、プラスチック製の入れ歯など、人工のものは白くすることができません。お口の中にこういったものがある場合は、ホワイトニングの後にやり直したほうがいい場合があります。ホワイトニングは、歯の明るさをあげて白くするため、残念ながら紙のような白さにはなりません。紙のような真っ白な歯をご希望であれば、セラミックやマニキュアをお勧めします。歯の色が濃い場合や歯に縞がある場合、神経がない歯などは、回数がかかったり、均一に白くできない場合があります。ホワイトニングの白さは永久ではありませんので、白さを保つには定期的なメンテナンスが必要です。歯の状態によっては、ホワイトニングのお薬が歯にしみることがあります。通常は24時間以内に収まり、歯に悪影響はありませんが、心配であれば歯科医師に相談してください。

その他のホワイトニング

歯のマニキュア
市販のマニキュアは、結婚式など一時的に白くしたい場合に行ないますが、自分で塗るのが難しく、細かい修正ができないため、残念ながらきれいにできる歯は限られてしまいます。歯科医院で行うマニキュアは、長期間白さをキープできます。また、ある程度形の修正も出来るため、ご自身で行われるよりきれいに仕上がります。色も数段階の白さがあり、 希望によって真っ白にすることもできますし、自然な白さにすることもできます。
喫煙の有無や嗜好品にもよりますが、塗った後しばらく白さをキープできても定期的にクリーニングを行なわないと汚れが目立ってしまうことがあります。

マニキュアの最大の特徴は歯を削らないことにありますが、そのために若干の厚みが出てしまうこと、天然の歯やセラミックの歯に比べると少し透明感に欠けます。厚くなることに抵抗のある人や、透明感が欲しい人はダイレクトボンディングやラミネートベニヤをオススメします。ただし費用は歯を削るため高くなります。

ウォーキングブリーチ
神経がない歯を白くする場合に行なう方法でかなり古くから行なわれています。神経の穴の中にホワイトニング剤を注入し仮詰めして帰宅してもらいます。椅子に座ってホワイトニングしてもらうのではなくホワイトニング剤を中に入れたまま歩きながら歯を白くするためこの名前が付きました。従来はこの方法が最もポピュラーで効果も高かったため神経がない歯には頻繁に行なわれていましたが、ホワイトニング技術が発達し、ウォーキングブリーチをしなくても神経がない歯を白くできるようになったため現在ではあまり行なわれていません。

インターナルブリーチ
神経がない歯の内側にホワイトニング剤を入れて、そこにプラズマやレーザー、ハロゲンライトなどを当てて白くする方法です。通常はオフィスで行われますが、ホームホワイトニングと併用することもできます。またオフィスホワイトニングの他のシステムと組み合わせて行うこともできます。最近では神経がない歯は、ウォーキングブリーチに代わってこの方法が多く行われるようになりました。

OTCホワイトニング
海外のドラッグストアで売られている商品を購入して行うホワイトニング。日本では薬事法上、市販されていません。古くはセットに入っている既成のマウスピースを使用していましたが、2000年ころから歯に貼るだけのストリップスタイプが発売され、一気にブレークしました。現在では歯に直接塗るマニキュアタイプが主流です。クレストホワイトストリップス、ブライトスマイルホワイトニングペン、GoSmileアドバンスなどが人気です。

拡大鏡による精密診療、限りなく自然に近い美しい歯をご提供します

患者さまの歯に最善の詰め物や被せ物をお作りしたい。歯科医師と技工士が連携して、患者さまの自然で美しい口元に仕上げるために全力を尽くします。

審美歯科

「笑ったときに見える銀歯を何とかしたい」
「スポーツで欠けてしまった前歯をキレイにしたい」

そんなお悩みにもお応えできるよう、保険診療の範囲では選べなかった「見た目」や「装着感」が良い材料を各種取り揃えています。経験と技術を駆使し、患者さまのお口にしっくり合った「自然な口元」の再現をお約束いたします。

自然で永続性のある補綴物(詰め物・被せ物)へのこだわり

詰め物や被せ物をお作りする際、当院では「白さ」ではなく「患者さまの天然の歯に近い自然さ」にこだわります。さらに見た目(色)だけに重点を置くのではなく、噛み合わせなどの機能面(形)も重視します。

自然で永続性のある補綴物

自然で永続性のある補綴物技工物の作成コンセプトとしているのは、本物の歯と同様にしっかりと噛むことができ、メンテナンスも簡単で長持ちする技工物をご提供すること。

当院の歯科技工士は「セラミスト」というセラミック専門の技工士です。歯科技工物は人工臓器、だからこそさまざまな視点からこだわり抜いて技工物を製作しています。豊富な経験と実績、すぐれた技術でお口にお悩みをお持ちのすべての患者さまにご満足いただける「自然な」歯科技工物を作製しています。

正確な診査と治療
噛み合わせなどの「機能面」をきちんと整えるためには、正確な診査に基づいた厳密な調整を行うことがとても重要です。そのため、検査を行ったあとには、口腔内全体を把握した上での調整や治療を心がけています。

治療には必ず拡大鏡を使います。細部までしっかり把握し、寸分の狂いもなく調整していくことに努めています。また、患部だけでなく、ほかの歯や歯ぐき全体の健康維持にも細心の注意を払います。

技工所と密に連携自然で永続性のある補綴物
当院には専用の技工所があり、セラミック専門の技工士は院内に常駐しています。毎回の診察に立ち合い、技工士自らが直接患者さまのお口の写真を撮影したり、型取りを行ったりします。ご要望も細かく伺いながら、ていねいに製作準備を進めます。

5つのこだわり

1.機能性5つのこだわり
詰め物、被せなどの歯科技工物は、治療に伴い欠損してしまった歯を埋めるためのもの。見た目の審美性はもちろんのこと、もともとの患者さま自身の歯と同じように気持ちよく噛めるものということが大切なポイントのひとつです。日常の使用感や患者さまの細やかなご要望にも最高の状態でお応えできる技工物をお届けしたいと常に考え、製作に取り組んでいます。

2.色の再現性5つのこだわり
求めているのは「白い歯」ですか?それとも「より自然な歯」でしょうか?患者さまのご希望をカウンセリング時やその時々にきちんとお伺いし、ご希望にあった治療方法をおススメすると共に患者さまのご要望に近い技工物をご提供するために、直接歯科技工士自身が、口腔内写真の撮影を行うこともあります。

3.清掃性5つのこだわり
技工物が長持ちするかどうかは、正確な型どりなど正確な治療だけでなく、装着後の清掃しやすいかどうかに大きく左右されます。当院では、歯科技工士が直接石膏の流し方不適合の技工物は、歯間ブラシの使用がしにくい場合もあり、そういったものは清掃性の悪さのために適切なメンテナンスが困難です。そういった問題のない「より清掃しやすく、メンテナンス性の高い」技工物を作製することによって、快適に使い続けられる技工物をご提供致します。

4.咬合5つのこだわり
噛み合わせが整っていることは、自然で美しだけでなく快適な使用感に大きく影響します。審美性はもちろんのこと、機能性の面も重要視してかみ合わせにこだわった技工物を作製し、より高品質な技工物をつくる為に技工物の指示書はオリジナルのものを使用し、患者さまにご満足いただける、使いやすくしっかりと噛める歯を作製します。

5.タイアップ5つのこだわり
ドクターが必要に応じ、指示書や写真だけでは伝えられない指示を出したい場合など、当技工所の室長自身が「コミュニケーションツール」として直接患者さまのチェアーにおもむき、患者さまの口腔内を診させていただくこともございます。患者さま一人一人の症例に合ったベストな技工物作製が可能です。患者さまと対面して歯の色・形など、より精度の高い技工物をご提供してまいります。

歯科技工士あいさつ5つのこだわり
こんにちは!歯科技工士の小出です。歯科技工士という仕事はあまり世間ではあまり知られてないと思いますので、少し紹介させていただきます。
歯科技工士は歯を作る仕事です。歯の種類は様々で、詰め物から被せ物、入れ歯まで全て手作りで作ります。様々な機械や材料を使って患者さまのお口にフィットするように、型取りされた模型を利用し、作っていきます。いわゆるオーダーメイドですよね!
僕は主にセラミックの歯を作っていますので、患者さまの色、形を写真に記録し、再現しています!患者さまの要望に応え、喜んでもらえるようにがんばりたいと思います!

治療を始める前のカウンセリング

カウンセリング治療を行う前には、お口の中を撮影した画像を基に、専用コーディネーターによるカウンセリングの時間を設けています。患者さまのお口に一番合う材料や治療方法をご紹介し、ご要望やご質問をじっくり伺います。

●どんなきっかけでこの治療を望まれたのか
●この治療によって目指していらっしゃる目標イメージ

特にこの2点を重点的に伺い「患者さまの希望に沿った最終ゴール」に到達するための治療計画を作成します。はじめにおうかがいするご希望やお悩みをお聞きする時間については、医師は基本的に立ち合いませんので、気軽なお気持ちでどんなことでもお話しいただけます。

昔の銀歯や銀の詰め物による金属アレルギー

金属アレルギー見た目の改善だけでなく、昔入れた銀歯や銀の詰め物で、金属アレルギーが発症したケースの対応も承ります。セラミックによる詰め物や被せ物に替えることで、アレルギーの要因を取り除き、天然の歯と近い色合いで仕上がります。

歯科治療で使われる金属が原因でアレルギーを起こす可能性があることは、意外と知られていません。長年症状がなくても、ある日突然アレルギー反応が出始めることも少なくありません。気になる方は、ぜひご相談ください。

銀歯に注目してみましょう!

銀歯に注目してみましょう!

もし奥歯に被せ物をしなければならなくなったら?あなたならどちらを選びますか?

1.保険の銀歯
2.自由診療の自然な歯

「銀歯」を選択された方、その理由は?と尋ねるとほとんどの方がこれら4つの中にあてはまります。

1.笑っても見えないから
2.見た目は気にしないから
3.費用をおさえたいから
4.保険適用の素材だから悪い事はないはず

銀歯保険で診療を受けることが当たり前の日本、何も考えずに「保険適用」を選ぶ傾向にあります。けれど当院では「保険でいいよ」とおっしゃる方にも保険外の素材についてもお話をしています。その理由はただひとつ、歯を大切にしてほしいから。

歯はむし歯などで傷んでしまったらもとに戻りません。そして削ってしまったらもう元には戻せないのです。もちろん神経も同じです。とってしまったらもう元には戻せないのです。

私たちはできるだけ歯を削りたくありません。神経も取りたくありません。少しでも長く自分の歯で過ごして頂きたいと考えています。「保険診療」の役割は、必要最低限の治療で「歯の機能をとりあえず回復させる」こと。自然な美しさ、今後のむし歯のなりにくさ、歯垢のつきにくさ、変色(着色)、そうしたことに重きを置くわけではなく、今、むし歯をなくして噛んで食事がとれるように回復させること...それだけです。対して「自由診療」はもちろん審美性の高さも魅力ですが、一番の魅力は歯を永く大切に保つために用意された選択肢だからといえます。

銀歯ってどんなもの?ちょっと注目してみませんか?
<メリット>
保険適用のため費用が安い。そして素材としてみると金属なので強度が強い。

<デメリット>
色が目立つ。長期使用で金属アレルギーになる可能性があります。口の中は高温多湿、そして歯の中にも水分は含まれています。そしてその状況下では金属が錆びていくのを踏みとどまらせることはできません。時間の経過で金属が錆びて溶け出すことで歯との適合性が悪くなり、そこに入り込んだむし歯菌が詰め物の中で繁殖、知らないうちに歯がむし歯に侵されていく、そんなことが起こります。そして、溶けだした金属が歯や歯ぐきの変色を引き起こす可能性もあります。

メリットで挙げた強度についてもデメリットがあります。それは天然歯の強度は「400Mpa」。対して保険の人工歯の強度は「800〜900Mpa」。倍ほどもあるその違いが生みだす結果は...噛んだ振動が歯に伝わり、歯根への負荷がかかる、そしてその比重の大きさによって、歯を支えている歯根膜にも重さがかかり、歯根膜が痛みやすいといったマイナス面も挙げられます。そして噛み合う対合の天然歯はその強度に負けてしまい、歯ぎしりなどの癖のある方は大切な天然歯が痛んでしまう恐れがあります。

オールセラミック自由診療の素材になりますが、当院はセラミック専門のセラミストが作る人工歯「オールセラミック」をおススメしています。保険がきかないので3割負担というわけにはいきません。けれど、保険は安いように思いますが、見えているのは「負担金だけ」だから保険との差がより激しくなり、自由診療が高く感じてしまうのかもしれません。

何がいいの?それは素材の持つ特性。天然歯に近い強度(400Mpa)、セラミックの素材特性である傷つきにくさ、金属アレルギーの心配もなく透明感、自然さ、歯の細かい部分の微妙な色合いの再現など美しさも群を抜いています。そうして高いの?それは全てに工程と手間、高品質な素材、熟練の技術、歯科医が形成した土台により適合するように収縮率を考えて作業を進めています。そして自分の歯のように自然に見えるようにシェードテイクという色を正しく確認するために技工士自ら口腔内撮影を行い、歯にはステインで着色するなど、言い出すときりがない「こだわり」がつまっているからです。

自由診療は部位や生活習慣、体質などによって素材の選択肢の数が変わってきます。当院では選択肢を掲示し相談の上、患者様に選んでいただきます。そして選んだ素材によってより適合のよい削り方があるのです。より良い知識と技術をご提供したい。だからこそ「保険希望」の方にも「本当に保険でいいのか?」を素材のメリットデメリットをご説明し、ご納得いただいてから再度選んで頂きたい。「後悔のない人工歯を選んでいただきたい」と思っています。

過去の保険適用で一般的な「歯の詰め物」:水銀アマルガム(銀の詰め物)
素材 50%と高濃度な水銀と銀・スズ・銅・亜鉛などで構成されている合金
メリット 加工が容易 殺菌性が長けており、安定した合金とされている
特徴 口腔内で劣化し、腐食しやすい傾向がある
問題点 アマルガム中の水銀は絶えず蒸発していること
水銀の沸騰温度は25°C
詰めてすぐと除去時の水銀の蒸散放出量:20~30μg
そのタイミング以外:1日平均1~10μg
他に、物を噛む際など摩擦が生じた時にもその熱で水銀を含んだ蒸気を発生するともいわれている
示唆されること 次第に分解され、水銀の粒子や水銀の蒸気が体内に流出、自覚のないままに吸収され、腎臓、肝臓、脳などに蓄積される可能性が示唆されている
アマルガムの
腐食の理由
唾液が電解液として作用
果物・野菜・コーヒー・お茶などを要因とする「酸」による化学反応

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歯冠補綴(しかんほてつ)かぶせる治療

歯冠補綴とは歯冠補綴
う蝕(むし歯)や、歯の破折(はせつ)によって、咬み合わせ部分が大きく失われた歯を補うために、歯の形を整え、かぶせ物をすること、またそのかぶせ物を支える歯根の補強を行うことを、歯冠補綴(しかんほてつ)といいます。歯冠補綴の場合、歯髄が失われ、本体の弱っている歯が多いことが特徴として挙げられます。歯冠修復と比べて、より高度な咬み合わせの診断を駆使しながら、歯の形の全体像をデザインし、デザインした通りに歯の形を削り、歯の型を採り、技工作業でその型に合った材料を用いて補綴物を作ります。出来上がった補綴物と歯は、歯質との接着性の高い材料を使って接着させます。補綴物が咬み合わせ面に限られているタイプものを「インレー」、歯全体を覆うタイプのものを「クラウン(冠)」と呼び、補綴する部分の大きさで2種類に分類。クラウンについて用いられる材料で分類し、説明します。

当院で使用する主な材料

金属鋳造冠(きんぞくちゅうぞうかん)
金属鋳造冠
金属鋳造冠
金属鋳造冠
金属鋳造冠 断面

金属で鋳造した補綴物は、とても丈夫で、壊れにくい特徴があることから、歯冠補綴の素材として極めて優れていると言えます。また、加工がしやすく、咬み合わせの微妙な調整も、ほかの補綴物に比べると、随分しやすくなっています。800〜900Mpaという天然歯の倍ほどの硬さを持っているため、噛んだ振動が歯に伝わり、歯根への負荷がかかることがあります。また、その比重の大きさによって、歯を支えている歯根膜に重さがかかり、歯根膜が痛みやすいといったマイナス面も挙げられます。ごくまれに、金属アレルギーの原因になることもありますので、気をつけて設計をしていく必要のある素材でもあります。金属の色がそのまま出るので、お口を開けたときにキラリと光るのが気になるという声も聞かれます。経年による金属の溶け出しによる歯ぐきや歯の変色の可能性もあります。審美性が求められる前歯や犬歯、小臼歯には用いません。
保険診療 金パラジウム銀合金(保証期間2年、インレーは保険期間なし)
※料金等はお問い合わせください

硬質レジン前装鋳造冠
硬質レジン前装鋳造冠
硬質レジン前装鋳造冠
硬質レジン前装鋳造冠
硬質レジン前装鋳造冠 断面

硬質レジン前装鋳造冠は、金属をベースに、硬質レジンという白いプラスチックを表面に接着することで、強さと審美性の両方を兼ね備えたものになっています。保険適用のものですが、金属の種類や治療の部位などによって適用条件が限られていますので、保険のきまりで装着できない場合もあります。
保険診療  金パラジウム銀合金 前歯、犬歯のみ(保証期間2年)
保険外診療 クラウン(冠)
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硬質レジンジャケット冠
硬質レジンジャケット冠
硬質レジンジャケット冠
硬質レジンジャケット冠
硬質レジンジャケット冠 断面

金属をベースに用いないで、その素材だけで補綴する冠が作られているものを、「ジャケット冠」と呼びます。硬質レジンというのは、MMA(メチルメタクリレート)に金属微粒粉末であるフィラーをカップリングすることにより、強度を向上させた有機系築造材料です。わかりやすく言えば、金属の粉が入っているプラスチック。異なった色調を何層も重ね合わせることにより、より自然な歯に近い質感を再現することができます。強さは金属より劣ります(100Mpa)、審美性の高さやそれ自体の軽さ、また保険適用によるコストパフォーマンスの高さがあり、費用をかけずに金属を避けたい、消耗や変色は気にしないという患者さまが選択されることが多いです。白い歯がまた、コンポジットレジンとの接着性があるので、装着後の咬み合わせの調整を容易に行うことができます。保険適用には大臼歯は含まれず、前歯、犬歯、小臼歯に限られます。硬質レジンジャケット冠は大臼歯の咬合力に耐えられるほどの強度はなく、もし使用する場合でも、歯周病などで強い咬合力を与えてはいけない歯のみに限定されています。
保険診療(保証期間2年)/保険外診療  クラウン(冠)
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CAD-CAMジャケット冠
CAD-CAMジャケット冠
CAD-CAMジャケット冠
CAD-CAMジャケット冠
CAD-CAMジャケット 断面

HYBRIDコンピュータを用いて機械や部品の設計・製図を行う「CAD-CAM(キャドキャム)」で歯の形に削り出して作製します。硬質レジンジャケット冠に比べて、しなやかで強度が高いことが特徴です。(120Mpa)また、コンポジットレジンとの接着性があるので、装着後の咬み合わせの調整を容易に行うことができます。弾性が強いため、歯との接着が弱いことから、特殊な強力接着剤を用いて接着をします。
保険診療  クラウン(冠)現在未設定(保証期間2年)
保険外診療 クラウン(冠)現在未設定

ハイブリッドセラミック冠
ハイブリッドセラミック
ハイブリッドセラミック インレー窩洞形成
ハイブリッドセラミック
ハイブリッドセラミック インレー

ハイブリッドセラミックに使われているのは、セラミックとMFR(マイクロフィラーレジン)を混合した築造素材です。セラミックの強度とレジン(プラスチック)のしなやかさを併せ持っていることが特徴。(100〜200Mpa)松風社の「セラマージュ」、クラレ社の「エステニアC&B」などまた、コンポジットレジンとの接着性があるので、装着後の咬み合わせの調整を容易に行うことができます。
保険外診療 インレー 現在未設定

ジルコニアジャケット冠
ジルコニアジャケット冠
ジルコニアジャケット冠
ジルコニアジャケット冠
ジルコニアジャケット冠 断面

ジルコニアは、二酸化ジルコニウムが主成分のセラミックの一種。金属と同等の強度(900Mpa)にもかかわらず、金属に勝る審美性を持ち合わせているのが特徴です。コンピュータを用いて機械や部品の設計・製図を行う「CAD-CAM(キャドキャム)」で、ブロック状のものを歯の形に削り出したものを使用。材料には、デンツプライ社の「セルコン」を使います。現段階では、ジルコニア単体は白いのですが、透明感はなく、そのままの状態では歯の質感を再現することが難しいので、表面に「IPS e.max セラム」というセラミックを築造します。「高透光性ジルコニア」という、単体でも質感の高い製品が開発されたため、強度の面からも審美性も面からも、最高の歯冠素材といえます。
保険外診療 クラウン(冠)(保証期間4年)
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オールセラミックジャケット冠
オールセラミックジャケット冠
オールセラミックジャケット冠
オールセラミックジャケット冠
オールセラミックジャケット冠 断面

オールセラミックジャケット冠に使用しているものは、イボクラール・ビバデント社が開発した「IPS e.max プレス」というセラミックですが、これは、極めて高い審美性が特徴です。「IPS e.max プレス」は、二ケイ酸リチウムガラスセラミックスのインゴット(かたまり)で、コンピュータを用いて機械や部品の設計・製図を行う「CAD-CAM(キャドキャム)」を用いて歯の形に削り出します。この方法で作製したものは、従来のセラミックを築造する方法で作製したものに比べて、強度がかなり高くなります。(400Mpa)
保険外診療 大臼歯(保証期間4年)※料金等はお問い合わせください

コア築造

歯の崩壊が激しく、残った歯質だけでは補綴物が維持できない場合に、コアーという土台で歯質を補強してから、補綴物を作製することがあります。比較的軽度な場合は、セメントを充填しますが、歯根まで補強が必要な場合は、歯型を採ってポストコアーという棒状の補強物を作り、歯に接着して補強します。

メタルコア
メタルコア
メタルコア
メタルコア
メタルコア断面

保険適用の素材、GC社の「キャスティングシルバー」。レアメタルの一種である「インジウム」を20%も配合し、耐変色性にすぐれ、金合金並みの延性を持つインジウム系銀合金です(380Mpa程度)。
保険診療 銀合金
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レジンコア
メタルコア
レジンコア
メタルコア
レジンコア断面

樹脂(レジン)で作った土台(コア)です。金属の土台を入れると、歯根が割れて、再度治療が不可能になることもあります。強度はありませんが、保険のプラスティックの歯をご希望の方に使われます。
保険診療 レジン
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グラスファイバーコア
グラスファイバーコア
グラスファイバーコア
グラスファイバーコア
グラスファイバーコア断面

保険適用外の素材としては、グラスファイバー繊維にMMA(メチルメタクリレート)という有機材料を染み込ませた、グラスファイバーコアーを用いています。強度は金属には及びませんが、歯根への負担が少ないので、歯根破折を極力防ぐことができます。また、歯牙に近い半透明の色は、ジャケット冠と一緒に装着すると、ジャケット冠の自然な透過性を高めることができます。グラスファイバーコアーの技術が提唱された2004年から、臨床実績を積み重ねています。
保険外診療
※料金等はお問い合わせください

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