2016年4月 5日

自由診療の入れ歯について

入れ歯の種類
自由診療の入れ歯
(取扱いのある入れ歯)
コーヌス義歯
スマイルデンチャー
シリコーン義歯
ノンクラスプ
(取り扱っていない入れ歯)
ホワイトクラスプ
自由診療の入れ歯
(取扱いのある入れ歯)
金属床義歯
シリコーン義歯
アタッチメント義歯
インプラント義歯
ミラクルデンチャー
コンフォート

かみ合わせは天然歯列と同じ考えで調整します。元の高さに戻し顎の関節が安定する位置を探ります。総入れ歯では元々のかみ合わせに戻した後はずれにくくなる特殊なかみ合わせに調整することもあります。

●2重冠構造で支える入れ歯【コーヌス義歯】
支えとなる歯に、二重構造の維持装置を作成するのが特徴です。支えとして使用する歯に負担がかかりにくく、歯にやさしい入れ歯です。針金がないので、入れ歯であることが他人にわかりにくくなります。支えに使っている歯が要治療・要抜歯となった時にも、簡単な処置で安価に修理して継続使用出来る場合が多いので、長期間作り直しをせず使えます。複雑で精度を要する構造物を作成するため、高価です。

●3重冠構造で支える入れ歯【AGCコーヌス義歯】
支えとなる歯に三重構造の維持装置を作成する入れ歯で、新しいタイプの入れ歯です。上記コーヌス義歯を発展させた義歯で、特徴はコーヌス義歯とほぼ同じです。取り外しの硬さのコントロールが通常のコーヌス義歯に比べて容易ですので、装着後しばらくすると、丁度よい着脱感が得られます。また、維持力が長年維持できると言われています。

特殊な構造の義歯
●アタッチメント義歯
入れ歯と残っている歯の両方に、アタッチメントと呼ばれる特殊な構造を取り付けることによって、入れ歯の安定感や噛む能力を高める方法です。見た目の大変良い入れ歯が作成可能ですが、一部が壊れると、大がかりな修理・又は作り直しが必要になる場合があります。

●カムデンチャー
人工の歯下部に内蔵された「カム構造のアタッチメント」により、金属のバネを開閉できる新しいタイプの入れ歯です。バネを開閉できるので、下記の特徴があります。

・ 取り外しの際に、歯に負担をかけず着脱できます。
・ 支えに使う歯を事前に治療する必要がないので、上記コーヌス義歯より安価で作成できます。
・ ノブで開閉するので、片手が不自由な方でも簡単に取り外し出来ます。

軟性レジン裏装義歯
樹脂系の材料のみで、土台となる部分を作った入れ歯です。但し、歯ぐきに接する部分は、やわらかい樹脂でできています。(金属床義歯などと併用することができます。)
強度が弱いので、折れたり割れたりしやすくなります。また、やわらかい部分が数年で劣化するので、時々(1~2年毎)柔らかい部分を取り替える必要があります。

●軽い樹脂で出来た軽い入れ歯
ナイロンなどの軽い樹脂で出来た入れ歯で、精度は保険の入れ歯より良く、下記の超高精度レジンには劣ります。とにかく軽いので、使用して戴いている方には好評です(特に上の入れ歯に使用すると、重みで外れる確率が格段に減少します)。三年程度経過すると、変形により緩くなり、再作成が必要になる場合があります。ただ、自費診療の中では比較的価格がリーズナブルです。

●変形の少ない素材で作った入れ歯【超高精度レジン床義歯】超高精度レジン床義歯
一見保険の入れ歯と変わりのない、何の変哲もない入れ歯にみえますが、変形の極めて少ない方法で作られるので、超精密な入れ歯が作成可能です。強度は保険の歯より若干良い程度で、やや割れやすいのが欠点ですが、精度が高いことによりかみ合わせも正確に作成することが可能です。材料・工法が精密なだけではなく、吸着(吸い付き)のよい入れ歯を作成します。

インプラントを併用した入れ歯(IOD)・ミニインプラントを併用した入れ歯
インプラントやミニインプラントといわれる、主にチタンで出来た人工の歯根(歯の根にあたる部分)を骨の中まで植え、それを入れ歯の支えとして使用する方法です(お断り:現在ミニインプラントの輸入は、認可の関係で停止しています)。噛んでも喋っても浮き上がらず、しかも前歯でも噛める総入れ歯が実現可能です。(通常の総入れ歯は、前歯で噛みきることが出来ません。)自費診療となります。

磁石を併用した義歯
ご自身の歯が数本残っている場合、その部分に磁石を装着することにより、安定の良い入れ歯を作成することが出来ます。磁石を装着出来る歯が3~4本残っていれば、ピタリと吸い付く入れ歯が作成可能です。上記インプラントに、磁石を併用することも可能です。自費診療となります。

上あごのない入れ歯(無口蓋義歯)

上の総入れ歯は、通常上あごの部分の殆どを覆いますが、この入れ歯は上あごの部分を大きく くりぬいた形をしています。上あごの後方は、違和感が強く出やすい部分であり、味を感じる細胞が若干存在するので、この部分を覆うと食べ物の味がわかりにくくなります。上あごをくりぬくことで、よりおいしい食事が可能となります。ただ、この部分は入れ歯の吸着にとって重要な部分ですので、入れ歯が外れやすくなります。外れにくい無口蓋義歯を作るには、高い技術力が必要です。(自費診療)

透明な入れ歯(クリアデンチャー)
入れ歯の土台となる部分(歯ぐきを覆う部分)は、通常歯ぐきの色に近い、ピンク色の材質を使用します。クリアデンチャーは、この部分を透明な材質で作成しますので、ご本人の歯ぐき・粘膜の色が透けて見えるので、自然な色調が得られます。

こんな方に....違和感をなくしたい。自分にぴったりの入れ歯がほしい

価値をしらなければただの贅沢におもってしまうかもしれません。けれど、QOLにこだわると見え来るのはやはり、インプラントや自費治療の入れ歯になるのです。なかもずデンタルスタジオでは、金属床、軟質樹脂、ばねの無い部分入れ歯、金属歯、陶歯など多くの中からご自身にあったものをお選びいただけます。

・インプラントによる修復が難しい方
・費用を抑えたい方
・欠損している部位の左右の健康な歯を削ることに抵抗がある方
・差し歯のブリッジや、従来の入れ歯が嫌な方
・保険の入れ歯で舌や唇への違和感が気になる方

こういった悩みをお持ちの方は、自費の入れ歯を選ばれることが多いです。

良い入れ歯は人生を豊かにしてくれます
自費の入れ歯(義歯)は、設計、製作段階で医師と技工士との間で確認が十分にとられ、より優れている入れ歯(義歯)ができます。また、製作過程で模型制作などに使われる材料は精度の高いものが使われるので、より適合が良くかみ合わせのしっかりしたものができます。自費治療の入れ歯は材料、時間に制限が無いので非常に高レベルの入れ歯ができます。また治療用の入れ歯を作り思考錯誤しながら良い状態を探っていく方法もよく行います。ただ、自費診療の精密義歯になるため保険もきかず、価格もたかくなります。また、少し製作に日数が必要です。

千差万別の人の歯の色に合わせ、自費の人工歯は保険と比べて、色、形とも多数用意されており、より個人にあった自然な入れ歯を作ることができます。人の口の中は食べ物の中に髪の毛が一本混じっていただけでも、それを感じ取れるぐらい敏感にできています。その為、より薄くできる金属床は、口の中の違和感を和らげることが可能になります。

"硬い"入れ歯を使い続けると、歯ぐきの骨がなくなるって本当?

歯ぐきにあたる部分が硬い入れ歯を長期間使っている患者さまのなかには、歯ぐきがやせ細ってくる方が多く見られます。硬い入れ歯によって歯ぐきに過度な負担をかけすぎたり、逆に全く刺激が伝わらなかったりすることが、歯ぐきの骨がどんどんやせ細ってしまう原因のひとつだといわれています。

自由診療の入れ歯

自由診療の入れ歯あわない入れ歯が歯ぐきに与える負担
歯ぐきは、右の図のように歯槽骨(しそうこつ)という骨と、それを覆う咀嚼粘膜(そしゃくねんまく)という柔らかい粘膜でできています。いつまでも健康な歯ぐきを保つためにも、粘膜と骨を保護することが重要です。ところが、硬い入れ歯を使い続けることで、この粘膜と骨に大きなダメージを与えてしまうと考えられています。

自由診療の入れ歯粘膜がダメージを受ける原因
歯槽骨(歯ぐきの骨)の形は、ギザギザしていたり尖っていたりと、均一な形状ではありません。粘膜は、そうした尖った骨と硬い入れ歯に挟まれており、咀嚼(そしゃく:噛みしめること)によって大きなダメージを受けています。
硬い床の上に座布団を敷かずに素足で正座すると、ゴツゴツした骨があるところが痛くなりませんか? それと同じ状態が粘膜に起こっているのです。粘膜は他の皮膚と違い、角質化(かくしつか)してタコができたり硬くなったりしませんので、痛みを放っておくと炎症の原因になるとともに、粘膜中の血流障害(止血状態)や新陳代謝障害を引き起こす原因になるといわれています。

自由診療の入れ歯歯ぐきの骨(歯槽骨)が痩せ細る原因
粘膜には薄いところと厚いところがあります。粘膜が薄い箇所では下の骨に過度の力が加わりやすく、結果として骨は退縮(たいしゅく)してしまうことがあります。退縮とは、常に強い力を与え続けられた骨がやせ細ることを指します。逆に全く刺激が伝わらない箇所の骨は、廃用萎縮(はいよういしゅく)を起こし、同じように歯ぐきの骨がやせ細っていきます。半年もベッドで寝たきりになっていると、足の骨が細くなってしまうのと同じ現象です。この退縮や廃用萎縮など、骨がやせ細っていくことを骨吸収(こつきゅうしゅう)といいます。骨吸収を防ぐためには、歯ぐきに強すぎず弱すぎない適度な刺激を伝えることが重要だと考えられています。

歯ぐきの骨が痩せ細ると、どうなるの?
歯ぐきの骨がやせ細ると、ますます入れ歯が合わなくなったり、体へのさまざまな悪影響が心配されます。いつまでも元気な歯ぐきを保って健康でいるためにも、入れ歯をご使用になる場合は、歯ぐきを守ることをぜひお考えください。

入れ歯安定剤は一時的なもの
合わない入れ歯の使用に際し、市販の入れ歯安定剤を使用している方も多いのではないでしょうか? 中に入っている「使用上の注意」をよく読むと、入れ歯安定剤の長期にわたる連用は制限されています。歯ぐきのやせ細りや、ますます入れ歯が合わなくなる恐れがあるからです。そうならないためにも入れ歯を使う際には、あなたの歯ぐきを守ることをぜひお考えください。

歯のない生活は老化を進める
九州大学歯科部が老人施設等に入院している65歳以上の方を対象にした調査によると、歯の数が少ない人ほど認知症が進んでおり、毎日よく噛んで食べている人ほど症状が少ないことがわかりました。噛むことで血液の流れがよくなり十分な酸素と栄養が脳に送られるため、脳が活性化されるのです。入れ歯を使っていてもグッとかみしめられることが、あなたの健康のために重要だと考えます。

歯を失っても噛むことが大切
歯の平均寿命は57歳といわれています。一方、日本人の平均寿命は男性が79歳、女性が85歳。つまり、歯を失ってからも20~30年の暮らしが待っています。歯を失ってからの20年、30年をいかに豊かに生きるか・・・豊かに生きるために、「噛める」「噛みしめられる」入れ歯を使うことが大切です。「噛む」ことができなくなるということは、食生活に影響を及ぼすだけでなく、老化、認知症の原因となるといわれています。

人はものを「噛む」ことで、25以上の頭の筋肉を使います。それにより血行が促進され、脳の温度が上昇、脳細胞が刺激されるというデータが得られています。

噛むほどに頭がよくなる?
下の写真は食前食後のマウスの脳の様子です。赤く映っているところが活性化しているところです。食事前・食事後を比べると、緑色から黄色・赤色に変化するにつれ、食事後に脳が活性化していることがわかります。特に記憶を司る部分が、よく噛んで食べるほどに活発になるといわれています。こうした検証からよく噛んでたべるほど頭の働きがよくなることにつながるといえます。このことは日本咀嚼学会においても認められています。
参考 : 「よく噛んで食べる 忘れられた究極の健康法」斉藤滋著(NHK出版 生活人新書)

マウスの脳の様子
食事前のマウスの脳
マウスの脳の様子
食事後のマウスの脳

噛むことは老化を抑える?噛むことは老化を抑える?
人は歯で噛めなくなると脳の老化がぐんぐん進むという研究結果が多く報告されています。咀嚼と認知症には大きな関係があるともいわれています。血流検査によって、噛むという行為が脳を活性化させることも確認されています。噛むことは、体全体の若さを保つことにつながるのです。

噛み合わせを改善することで病気が治る?
噛み合わせの悪さが、脳や全身の骨格に悪い影響を与えることがあります。逆に、歯の噛み合わせを改善することで病気が治ったという多くの報告があります。

こんな症状はありませんか?

偏頭痛・肩こり・首のしこり・喘息・手の痺れ・腰痛・背中の痛み・歯ぎしり・食いしばり・食欲不振・胃腸障害・生理痛などなど......

入れ歯に悩んでいてこのような症状にお悩みの方は、ぜひ一度なかもずデンタルスタジオに相談してみてください。入れ歯を直し、噛み合わせを正しくすることによって、克服した患者様を知っています。
九州大学歯学部:沖本公繪先生が、入院している65歳以上(平均年齢78.5歳)の987名を対象に噛むことと老化・認知症の関連を調査したところは残っている歯の本数の平均が認知症ではない方:8.8本認知症の方:3.5本という結果が出ました。

豊かな人生を楽しむために
入れ歯はあなたの体の一部となるだけに、しっかりとフィットしたものであることはもとより、材質などもあなたの歯ぐきに最適なものを選ぶことが大切です。しっかりと「噛みしめられること」が人生を豊かなものにしてくれます。

あなたにとって豊かな人生とは何ですか?
いつまでも若々しく生きること。それがあなたにとっても家族にとっても大切なことだと考えます。なかもずデンタルスタジオは、ぴったりあった入れ歯を提供することで、いつまでも元気に生きるあなたを支えたい、そう考えております。

あなたの歯ぐきは大丈夫?こんな症状になっていませんか?

☑ 最近入れ歯があわなくなってきた
☑ ぐっと噛みしめると痛いところがある
☑ 奥歯で噛むと痛いから、奥歯で物を噛まない
☑ 入れ歯が外れやすい
☑ 口を動かすと入れ歯が浮いてしまう

上記の症状に一つでも✔のついた方に...歯ぐきと他の歯の健康、噛み心地を考えた「新技術の入れ歯」があります!!

それぞれに特徴があるので、どれがご自身に合っているのかを考えましょう。

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【ミラクルデンチャー】自費診療の全く新しい義歯

ミラクルデンチャーとはミラクルデンチャー
独創的なアイデアと新技術によって生み出された義歯(入れ歯)ミラクルデンチャー

歯にカチッとはまるミラクルタッチと呼ばれる維持装置を使った、これまでにない新しい発想の次世代部分入れ歯です。義歯(入れ歯)を装着している感覚がほとんどありません。自分の歯で噛んでいるような食感がよみがえります。「入れ歯をすると味がわからない」という悩みからも解放され、「イカ・たこ・肉が無理なく噛み切れる」「堅いおかきが食べられる」「24時間つけたまま生活できる」と大好評の「入れ歯の世界が変わる」というまったう新しいタイプの入れ歯です。歯の喪失でインプラントをと考えていた20~30代の患者さまもミラクルへの志向が増えています。

新しい発想の入れ歯 ミラクルデンチャー
今までの入れ歯は、下記のコーヌスタイプの義歯以外は、噛むことにより少なからず入れ歯が動くので、噛みにくく、しかも支えとなる歯に強いダメージを与える重大な欠点がありました。ミラクルデンチャーは、ぴたっとはまり歯を揺さぶりにくい特殊な構造の入れ歯です。

大阪の中川先生が考案(特許を取得済)、先生が認めたごく一部の歯科医院でしか作ることができません。

ミラクルデンチャー

ミラクルデンチャーは、金属を使わないミラクルフィットと、それ以外のものに大別できます。何れも、大変自然な装着感と、噛んだときの安定感が抜群で、今までの入れ歯の概念とは全く異なる、新しいタイプの入れ歯です。

コーヌス義歯より治療期間が短く、原則としてご自身の歯を削る必要がありませんので、今まで入れ歯で苦労していた方に是非お勧めしたい逸品です。ノンクラスプタイプよりも、噛み心地は遥かによいと言われています。また、外れやすくなった場合にも、修理により元の維持力に戻すことが可能です。

ミラクルデンチャー(金属補強タイプ)ミラクルデンチャー
金属を使用するタイプです。ミラクルフィットよりコンパクトに出来、強度も高いため、長期間の使用が可能です。支えに使用している歯が抜けても、多くの場合修理対応が可能です。

ミラクルデンチャーを入れた患者様の殆どが、『入れ歯を入れている感じがしない』と喜ばれます。一般的な金属床義歯が金属のバネで入れ歯を支えるのに対し、ミラクルデンチャーは金属のバネを使用しません。従って、装着していることを他人に気づかれにくい特徴があります。

一部金属の短いアーム等が設置されている場合がありますが、通常の入れ歯と目的が異なり、支えに使用している歯に負担をかけにくいのも利点です。白金加金合金を使用した高級タイプと、コバルトクロム合金を用いた普及タイプがあります。

ミラクルデンチャー(ミラクルフィット)ミラクルデンチャー
金属を使用しない入れ歯です。全く金属を使用しないので、ミラクルデンチャーより耐久性が劣ります。ただ、金属を全く使用しないので、金属アレルギーの方には最も適した入れ歯です。一般的な入れ歯と異なり、入れ歯を支えるために使用する金属のバネがありません。従って、装着していることを他人に気づかれにくい入れ歯です。

軽量で装着感が良い入れ歯ですが、ミラクルデンチャーよりやや厚めになり、若干違和感が大きいかもしれません。ただ、保険の入れ歯と比べれば、抜群の装着感と言えます。強度が弱く、数年で修理・または作り直しが必要になる場合があります。

ミラクルフィットⅡ・ミラクルフィットⅢ
金属を殆ど使用しない入れ歯です。上記ミラクルフィットに小さい金属部品を使用し、かんだときのたわみを防いだり、入れ歯が破折しにくくすることにより、よりしっかりかめるように改善された新ヴァージョンのミラクルフィットです。

一般的な入れ歯と異なり、入れ歯を支えるために使用する金属のバネがありません。装着時にさほど目立ちませんが少し金属の部品が見える場合があります。概ね装着してることがわかりにくい入れ歯です。その他の特徴はミラクルフィットと同じです。

◆使用例 1◆
Before
ミラクルデンチャー
 
After
ミラクルデンチャー
上顎の入れ歯口蓋部分(床の部分)がないので食感が伝わりやすく、本来の味わいが楽しめます。

◆使用例 2◆
Before
ミラクルデンチャー
 
After
ミラクルデンチャー
表面と固定装置(クラスプ)が出ないため、義歯とわかりにくい仕組みなので口元がすっきり

ミラクルデンチャー、いろんな疑問

ミラクルってどんな仕組み?
ミラクルでは義歯の装置がかかる歯そのものに、余計な力が加わらない仕組みとなっています。そのためその装置がかかる歯とミラクルが一体化し、固定、保護されて安定感が生まれるので、24時間、入れたままにしていても苦痛がなく残存歯の延命も期待できます。また広い床(口蓋部分)を必要としないために義歯による味覚の異常は少なく、本来の食感や味わいが楽しめます。

どんな工程で何日かかる?
ますは患者さまの疑問や質問等をじっくりとお聞きし、残存歯の状態・あごの状態・既存の入れ歯の具合などを診断した後、最適な治療方法をご説明します。問題なければ「型取り」と「噛み合わせ」を済ませ、10日前後で専属のミラクルラボにて作製します。装着にあたっては問題なくなるまで細部にわたって微調整を行います。

インプラントとどこが違う?
インプラントにするためには骨の状態・体質・年齢などいくつかの条件がそろう必要があります。改良が進み欠損部の骨の状態がよくない場合にも、骨の造成後に施術する技術が開発されていますが、全ての患者さまに適応できる訳ではありません。また手術にはある程度の疼痛や精神的負担があり、治療期間も比較的長く、経済的負担も少なくありません。一方ミラクルは残存歯を最大限利用し、特に手術をする必要もなく、治療処置は通常の歯科治療の範囲で、治療期間も短く費用も比較的少なく済みます。

ノンクラスプデンチャーはミラクルでも可能ですか?
可能です。ミラクルは独特の装着法により義歯が入ります。従来のノンクラスプデンチャーよりも小さく作製されています。症例によって金属部のない設計は可能ですが、金属による補強をした方がタワミも無く、しっかりと噛めます。ですから金属アレルギーがない場合には、金属の特性を生かした方がより良いと考えています。

健康保険は適用できる?
健康保険対象外ですので、自費扱いとなります。

1本の歯さえあれば治療できる?
はい、出来ます。このような方に最適です。

・現在使っている入れ歯では、うまく噛めない
・違和感があってすぐに外してしまう
・歯や歯茎に痛みを感じる
・金具部分が目立って他人に見られるのが恥ずかしい
・今まで作った義歯に一向になじめず、不信感を持っている

このような悩みをお持ちの方は是非ご相談下さい。

はめたまま寝ることできるって本当?
本当です。これまでの義歯は外して寝るよう指導する歯科医院もありますがミラクルの場合、残存歯を護る意味からも装着したまま寝ることをお勧めしています。

どこに行けばミラクルの治療が受けられますか?
当院だけでなく、グループ歯科医院のますだ歯科、きたはなだ歯科でも可能です。

<ミラクルデンチャーのメリット>
・1本の歯さえ残っていれば装着できる
・ほとんどの食べ物を噛める(おかき、お餅、ごぼう、こんにゃく、たこ、するめ等々)
・義歯の下に食べ物が入りにくい
・自分の歯と錯覚するくらい軽く、はめたまま眠れる
・設置の金属が目立たないので、義歯をはめていることが他の人から見てわかりにくい
・現在義歯をはめている方はもちろん、初めての方でも違和感が少ない
・口元の緊張が無くなり、自然な顔立ちに戻ることが多い
・上あごの床を広い範囲で取り除き、食べ物本来の味わいを取り戻すことができる
・装着が残存歯の固定作用を発揮し、保護することも期待できる
・慣れれば簡単に着脱できる
・目立たない
・本来の味わいを取り戻せる
・床が小さい
・ぴったりフィット
・みためスッキリ
・軽くて小さい
・口蓋部にウイング部分がない
・残存歯を傷めにくい。
・特殊な樹脂でできていて、ぴったりフィット

<ミラクルデンチャーのデメリット>
・保険がきかないので保険の入れ歯より価格が高い
・修理は専門の工房に出すため不自由な期間がある

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【コンフォートデンチャー】自費診療のやわらかい義歯

コンフォートとは...コンフォートデンチャー
コンフォートは、硬い入れ歯の裏面を生体用シリコーンというクッションで覆う、全く新しい入れ歯の技術です。通常の入れ歯の土台となる部分(歯ぐき(顎堤)と接する部分)は硬い材質で出来ているのに対し、この入れ歯は歯ぐきと接する部分に柔らかい材質を使用します。これにより、痛みの出にくい、吸い付きの良い入れ歯を作成可能となります。わずか0.75mmの生体用シリコーンと一体成型で作られた優しい入れ歯、それが「コンフォート」です。生体シリコーンの弾性が、入れ歯でグッと噛んだときの歯ぐきにかかる負担をやわらげ、驚くほどの吸着力を発揮します。「痛い・噛めない・外れやすい」といった、従来の入れ歯の悩みを解消するとともに、あなたの歯ぐきをやさしく守ります。

義歯が接触する歯肉の粘膜が薄い場合や、骨の突起があるために噛 むと痛みがあり、義歯を何度調整してもらっても力を入れてうまくかめない方には最適です。義歯の内面全体をやわらかい生体用シリコンで覆うことで、噛む力が増し、吸着にも優れます(プラスティックの義歯の2倍の咬合力といわれています)。

悩みを抱える義歯患者様の選択肢の1つに
コンフォートデンチャー

※今お使いの入れ歯にも加工できます。ただし、入れ歯の材質によっては、加工できないものもあります。

コンフォートデンチャー
コンフォートは歯ぐきの座布団。硬い入れ歯と歯ぐきの間でクッションの役割を果たし、デリケートな歯ぐきをやさしく保護します。
次へ
硬い入れ歯による歯ぐきのトラブル(歯ぐきの血流障害など)を緩和します!

コンフォートデンチャー
コンフォートは入れ歯の歯ぐきにあたる面を生体用シリコーンというクッション材で覆うため、歯ぐきにかかる圧力を軽減し、噛んだときの痛みをやわらげます。
次へ
もう食べるものを選ばなくても大丈夫。硬いものでも、しっかり噛めるので、食欲もよみがえります!

コンフォートデンチャー
生体用シリコーンの適度な弾力が吸盤のような密閉性を生み出し、噛むときに発生するあごの横の動きにも抜群の吸着性を実現します。
次へ
食事のときや話をするときに外れにくくなります。
また、入れ歯と歯ぐきの間に食べ物が詰まりにくくなります!

【3つの利点】痛み緩和・安定・耐久性改善

コンフォートデンチャー主成分 ジメチルシロキサンポリマー
心臓ペースメーカー、コンタクトレンズなどに使われているので安心です。

<メリット>
・柔らかな生体シリコーンのクッションのおかげで痛みを生じることが非常に少ない。体にかかる負担も少ない
・噛みしめることができる
・吸盤のような吸着性効果により、外れ難い状態を得ることができる(全ての症例で実現可能ではありません)
・手術を必要としない
・治療期間が短期間である(普通の入れ歯+α、平均で1.5ヶ月程度)
・治療費が比較的安い
・柔らかい素材で噛んだ時の痛みを和らげてくれるので強い力で噛める
・つかい心地がいい
・歯ぐきを優しく守る
・変質や劣化に強い
・柔らかさが長期間持続
・適度な弾力で吸盤をもつ
・吸着するので話しやすくなる

<デメリット>
・専用の洗浄液が必要
・お手入れが少し面倒
・親和性が高いため汚れがつきやすい
・厚みがある
・修理が難しい
・耐久性はそんなに高くはない

何故、今生体用シリコーンなのか
柔らかな生体用シリコーンが歯ぐきに優しく接し、痛みを生じにくくし、吸盤の作用で歯ぐきに吸着し易くし、実際に使用してみて問題が無いことを確認した後に出来上がりにする、従来では考えられなかった製作方法を採ることができます。特に、今までの入れ歯では痛くて痛くてしょうがないという患者様には自信を持ってお勧めします。

何故痛くないのか
コンフォートデンチャー歯ぐきの下には硬い顎の骨があります。その形態は複雑で、表面的な歯ぐきの形と異なります。骨が尖っている部分は歯ぐきも薄く、痛みを生じやすくなります。実際、歯ぐきの形をどんなに正確に入れ歯に再現しても、骨の形までは再現できません。 生体用シリコーンを応用した入れ歯は、柔らかな素材で歯ぐきを優しく守り、痛みを生じにくくします。また、完成前にご自宅で食事をとっていただき、痛みを生じないことを確認した後にシリコーンを貼り付けて入れ歯を完成させますので、痛みを感じることが殆ど無い入れ歯を実現できます。

何故外れにくいのか
自分の歯が残っていれば、金属のバネをかけて入れ歯を固定することができますが、自分の歯が一本も無い、総入れ歯の場合は、歯ぐきに吸い付かせて固定するしかありません。ちょうど、吸盤と同じ要領で吸い付かせるわけです。入れ歯も、従来の硬いプラスチック製では歯ぐきに吸い付かせることは容易ではありません。しかし、柔らかなシリコーンで覆われた新しい入れ歯は、入れ歯そのものが吸盤のように作用して歯ぐきに吸い付かせることが可能となります。

欠点は?
●健康保険が使えない
生体用シリコーンは医療機器(医療機器承認番号 21900BZY00060000)として認可されていますが、残念ながら健康保険の適用になっていません。今後、混合診療が解禁になれば治療費の一部は健康保険が使えるようになるかもしれませんが、現在、シリコーン義歯治療の全ては自己負担となります。

●入れ歯の厚みを生じる
従来の入れ歯に対して、シリコーンの入れ歯は飛躍的に噛む力が増すことになります。それに耐えられるように入れ歯の強度も確保する必要があり、その分、入れ歯の厚みも少し増えてしまいます。何でも噛めるようにするために必要な対策です。

●手入れが必要である
本来、どんな入れ歯も毎日の手入れは必要です。特に入れ歯の内面に細菌が繁殖し、ヌルヌルしてきます。シリコーンは柔らかな素材のため、細菌や汚れが頑固に付着してしまうとなかなか取り除くことが困難です。そのため、毎日専用の入れ歯洗浄剤での洗浄が必要です。

●希に生体シリコーンが剥がれることがある
通常の使用ではまず心配はありませんが、付いてしまった汚れを無理に擦って取ろうとしたり、噛む力が想定以上に増してしまったりした場合、稀にシリコーンが剥がれてしまうことがあります。正しい使用方法においてそのような事があった場合、3年間の保障をさせていただきますので安心です。

ケアはどうすれば良いか
入れ歯を全く洗わないという方にはお勧めできません。何故なら、生体用シリコーンは毎日の洗浄無しでは汚れが付着してしまうからです。洗浄といっても、普段の入れ歯のお手入れと大差はありません。専用の入れ歯洗浄剤に一晩、浸け置き洗いをするだけです。


コンフォートをご利用いただくことで期待できるメリットは...

コンフォートデンチャー
★骨が鋭利、粘膜菲薄等で痛みが出やすい患者様に。
失った歯根膜の代わりとして、そして擬似粘膜としてコンフォートで痛みを分散。

コンフォートデンチャー
★硬いレジン床では活かせないアンダーカット部を、柔らかいシリコーンなら活用できます。

コンフォートデンチャー
★製造工程の見直しで「剥がれ」「汚れ」が大幅改善。
但し、専用洗浄剤クリネを毎日ご使用いただくことを3年間のサポートの条件にしております。

知っておいてほしいこと

コンフォートデンチャーコンフォートは厚みがあります。これは裏装剤に、コンフォートの特徴でありメリットである生体用シリコーンを使用しているからです。生体用シリコーンは他からの影響を受けて変質しづらいという特徴があります。また、生体用シリコーンを使用することで汚れはつきやすくなるといわれていましたが、表面構造改善のための改良により、現在は専用の洗浄剤を使用することで汚れが付きにくくなっています。それでも汚れが気になる場合は6ヶ月以内のご来院で清潔さを保つことができます。

標準0.75mmのコンフォートを加工する上で、最低限義歯の厚みは2〜2.5mmが必要となります。「薄さが一番!」という患者さまの場合は、ミラクルデンチャーや金属床の方が違和感を感じることが少ないかもしれません。


コンフォートデンチャー補強の考慮:調査によると、対象者の摂取可能食品は、左のように変化がみられた(平均点)。

コンフォートデンチャー総義歯患者116名の方に摂取可能食品アンケートをとった結果、大幅な咀嚼力UPが見られました。
幅広い食品をお望みの方は、あらかじめ、破折防止のために補強することご検討ください。(左の図はコンフォート調査のアンケート結果です)

摂取可能食品アンケート
【対象】コンフォートご利用者119名(総義歯且つご利用後3〜36ヶ月経過の方)
【対象年齢】75.9歳
【調査方法】原著論文 Prosthodont Res Pract , 7:12-18,2008 解説論文 日本咀嚼学会雑誌,18(1):72-74,2008

生体用シリコーンの柔軟性が痛みを緩和し、以前よりしっかりと噛めるようになります。
食べ物をすり潰せるような強い力が実現するので、硬いものはもちろん、イカやステーキといった弾力性のあるものも、しっかり噛めます!
※噛む力には個人差があります。

補強イメージコンフォートデンチャー
【裏装材料】コンフォートは、他からの影響を受けて変質しづらい生体用シリコーンを利用しています。

コンフォートデンチャー
コンフォートデンチャー
薬事の承認済みのため、安心してご活用いただけます。
コンフォートデンチャー

製造工程を見直し、剥がれにくく改善!

2010年末にリニューアルした結果、現在、剥がれによるシリコーン再製発生率は1%以下になりました。

《第三者機関での疲労試験方法》 ※40℃温度の中で40万回振動を付与し、応力を加えて剥がす試験

コンフォートデンチャー

以前のコンフォートは応力がかかればかかるほど、小さな力で剥がれてしまっていましたが、現在のコンフォートはシリコーンの破損・さけた状態で試験終了し、随分改善が見られました。

【2010年末改良版】汚れにくく改善コンフォートデンチャー
コロニー汚れが付きづらく、除去しやすくなりました。
コンフォートに限らず、シリコーン裏装材の課題の一つとして汚れの問題があります。

右はコロニーによって、シリコーン内面に汚れが付着した状態。

《シリコーン表面構造を改善し、汚れの付着を軽減》
【改善前】※電子顕微鏡
コンフォートデンチャー
表面凹凸が多く、真菌などの汚れを除去しづらい
状況にありました。
【改善後】
コンフォートデンチャー
表面を密な状態にすることで、汚れが付着しづらく
なりました。

《コロニー除去例》
【BEFORE】
コンフォートデンチャー
コロニーが付着した状態
【AFTER】
コンフォートデンチャー
付着して約半年以内であれば、軽くバーを当てるだけで簡単に除去

コンフォートデンチャーコンフォートには専用の洗浄剤があります。
使用頻度、使用方法はスタッフがご説明いたします。
クリネ  1,600円

【材料応力変形試験結果】コンフォートシリコーン
「コンフォートは柔らかいので、結構沈み込みがあるのでは?」

コンフォートデンチャー上記のようなお声がございましたので、「材料応力変形試験」を行いました。参考にご覧ください。

コンフォートデンチャー《試験方法》直径3cmの円柱に、約7kgの応力を加えて、義歯材料(コンフォート含む)がどのように変形するかを調べる試験。
室温:23℃   圧力:1kgF/平方cm
▲このように圧縮。

《結果》 コンフォート0.8mmに対する圧縮幅 ⇒ 0.04〜0.08mm(40nm〜80nm)

※コンタクトゲージの範囲
※コンフォート以外のレジン・擬似粘膜・擬似骨部分も応力変形しておりますが、コンフォート部分の変形は上記のとおり。
 一つの参考情報として、ご覧ください。

生体用シリコーンを使っているので変質や劣化に強く、柔らかさが長期間持続します。また特殊な加工技術により、これまでの軟性裏装材に比べて飛躍的に剥がれにくくなりました。

コンフォートの安心保証

3年保証
万が一コンフォートを通常の方法で使用していながら剥がれ・変質が発生した場合には無償で張り替えをいたします。張り替えに伴う治療費・診察費は含まれません。

生産物責任保険
万が一、当社の製品の欠陥により、患者様が怪我をされる等の事故で損害が発生した場合に備えて、コンフォートは生産物責任保険に加入しております。お怪我の治療費用や入院・通院費用等、弊社が負担すべき損害を補償いたします。事故がございましたら、まずかかりつけの歯科医にご相談ください。
取り扱い:あいおい損害保険株式会社

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【ノンクラスプデンチャー】自費診療の針金の目立たない義歯

ノンクラスプデンチャーとは...ノンクラスプデンチャー
部分義歯の場合 残っている歯に金属のかけがね(クラスプ)をかけて入れ歯をもたせることになりますが、前歯に金属のかけがねが見えて気になる方には最適です。見た目では入れ歯が入っているのがわからないぐらいで、自然な美しさがあります。ただし、残っている歯の状態や、歯の部位によっては適応できない場合があるのと、噛む力ではかけがねのある義歯の方が優れていることがあります。

ポリアミド(ナイロン)を使い、金属のバネを使わず、目立ちにくい色の材質を歯に引っかけ、それを維持に用いる入れ歯です。金属を目立つ部分に使用しないので、見た目(審美性)が比較的良い入れ歯です。汚れ・匂いが付きにくい入れ歯です。自費診療の入れ歯の中では、比較的安価です。治療期間が比較的短くて済みます。比較的割れにくい入れ歯です。アレルギーの起こりにくい材質ですので、レジンに敏感な方でも安心です。ただ、他の義歯より寿命が短い(3年程度)のが欠点です。

一般的な部分入れ歯では、歯に金属のバネをかけなければなりませんが、 ノンクラスプデンチャーとはクラスプ(金属のバネ)のない入れ歯のことです。 バネがないため見た目が自然で、入れ歯と気づかれることが少なくなります。

従来の入れ歯と違いノンクラスプデンチャーとは、金属のバネがないため見た目の良い入れ歯です。材質はナイロン樹脂を使用し、割れにくいので薄く作ることができ、外側だけではなく内側の金属もなくなるため、入れ歯のフィット感や舌感がよくなり、違和感が少なくなります。インプラントができない、したくない患者様にも審美を提供できます。

<ノンクラスプデンチャーのメリット>
・金属のバネが無いため、見た目が入れ歯ときづかれにくい
・義歯の厚さを薄くできるので、口内の違和感が少なくなる
・やわらかい素材なので、壊れにくい
・審美歯の表面に金属クラスプ(バネ)がないので、義歯は口腔内に入れても義歯と気づかれない
・快適義歯床の厚さがかなり薄くできるので、違和感が少なくなる
・機能性咀嚼・発音機能は平常どおりで、安定性もよく、従来の義歯の1/2の重さである
・精度汚同一の素材で義歯の維持部・床部を製作するので、精度の高い義歯ができる
・安全性無味・無臭でアレルギー反応もない

<ノンクラスプデンチャーのデメリット>
・入れ歯の厚みがある
・耐久性はそんなに高くはない
・他の自費入れ歯に比べ寿命が短い

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【金属床義歯】自費診療の精密義歯

金属床とは...金属床義歯
金属床義歯とは、義歯の粘膜に接する部分を金属にしたもの。主要となる部分「義歯床」に金属を使用した入れ歯です。お口に接触する義歯床が金属で作られているため、快適で、たわむこともなく、歯の内側の部分が薄く、頑丈な入れ歯をつくることが可能となり、保険の入れ歯に比べ違和感がなく話しやすくなっています。

また、金属製なので強度に優れ壊れにくく、食べ物の温度が伝わりやすく食事が美味しい、薄くて丈夫、装着感が快適、汚れも付着しにくくなって清潔さを保てる、などの特徴があります。保険の義歯より高価になりますが、患者様にしっかりとあった入れ歯を作ることができます。非金属合金の中で安定性が良く、比較的強度があります。

レジンと言われるプラスティックの材質ですべて作成した入れ歯に比べ、割れたり折れたりする確率が、かなり低くなります。金属ならではの薄い仕上がりが、入れ歯を入れる違和感を減少させ、口のなかが広く感じることができます。

また、部分入れ歯の患者様は、残っている歯にバネを引っかけて入れ歯をいれますが、金属床の入れ歯の場合は、その残っている健康な歯に負担を少なくできます。さらに、金属床義歯は部分入れ歯を固定するためのバネ自体を目立たないように仕上げることが出来ます。また、総入れ歯を作れる可能性が高くもなります。ただし、金属床義歯は修理が難しく、高価になります。

金属床義歯

<金属床義歯のメリット>
・ほとんどの症例で使用することができる
・入れ歯を薄くすることができるので快適(コバルトがこの中では一番厚みがでる)
・保険の入れ歯より違和感が少なく装着感が良い
・金属は熱伝導性に優れているので、食事をした時の温度感覚を自然に近近くなり、おいしく食事ができる
・汚れが付きにくいので、清潔
・保険の入れ歯よりもピッタリと合った入れ歯ができる可能性が高い
・割れにくく、変形しにくい
・違和感が少ない入れ歯を作れる可能性が高い
・金属なので食事をした時の温度感覚が自然に近くなる
・汚れが付きにくいので常に清潔に保っていられる
・保険の義歯よりも話しやすい
・丈夫で長持ち

<金属床義歯のデメリット>
・咀嚼能率(ものを噛む能力)が低い ※天然の歯の約10~20%
・修理が難しい(修理の度に金属が分厚くなってきますので、金属床義歯本来のメリットが失われる)
・顎の骨がだんだんと痩せてくることで徐々に合わなくなってくる(定期的な調整が必要)
・落ちたり、外れたりしやすい
・金属床義歯には「コバルトクロム合金」という金属が最もよく使用されるが、この金属は金属アレルギーの原因となりやすい(金属の部分にチタンを使用すれば、この問題は解決できる)
・保険適用外の治療のため、保険の入れ歯より少し料金が高い
・保険がきかないため、高価である

金属床義歯の裏話
金属床義歯自体は強度が高いので、割れたり変形をしたりすることはありませんが、それでも顎の骨の方が溶けて変形してしまうことは避けられないので、いつか作り直さなくてはならない日はきます。

※金属床義歯は変形せず、半永久的に使えると勘違いしている人がたまにいらっしゃいますが、それは間違いです。

チタン   金属アレルギーのある人にも有効な金属
ゴールド  安定性があり、生体親水性がある。高級感もある

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外れない、違和感のなさを追求します

「奇跡の義歯」と呼ばれ、24時間つけたまま生活できる「ミラクルデンチャー」をはじめとした各種入れ歯を取り扱っています。これまでの入れ歯に満足できなかった患者さまにおすすめです。

入れ歯

「費用的にも期間的もインプラントより手軽だけど、快適な入れ歯がほしい」
「インプラントにしようと思ったけど、持病があって手術が難しい」
「入れ歯を何年使っても、違和感が取り除けない」

そんな患者さまにおすすめしたい、まったく新しい入れ歯「ミラクルデンチャー」の取り扱いを行っています。ご自身の歯が1本でもあれば、短い期間で「快適に噛める生活」を取り戻すことができます。すでにご利用の患者さまからも、次々とお喜びの声をいただいています。

 「1本くらい歯がなくても...」という考えは、大間違いです。
美しい歯と歯並び、心と身体の健康のためには、出来る限り患者さまご自身の歯を残すことが大切なのです。

自由診療の入れ歯について詳しく

当院の主な入れ歯

ミラクルデンチャーミラクルデンチャー
「ミラクルタッチ」と呼ばれる特殊な維持装置を使い、これまでの入れ歯の概念にまったく当てはまらない新発想で完成された「部分入れ歯」です。装着や脱着の仕方が従来の入れ歯と異なるのはもちろん、これまで入れ歯では「苦手」とされていたことができるようになる点も大きな違いです。

ミラクルデンチャーについてもっと詳しく

コンフォートデンチャーコンフォートデンチャー
従来の入れ歯の裏側を、生体シリコンという弾力性のあるクッションで覆った入れ歯です。ぐっと噛んだときにも痛みがなく、歯ぐきへの負担を大幅に軽減できるので、しっかり噛めるようになります。シリコンの吸着力でずれにくいのも特長です。

コンフォートデンチャーについてもっと詳しく

金属床金属床
義歯床を金属で作るので、保険適用で作る一般的な入れ歯に比べて厚みが出ません。さらに食べ物の温度をきちんと感じることができ、食事の味わいが良くなります。丈夫で、修理や調整が容易なのも特長です。

金属床についてもっと詳しく

ノンクラスプデンチャーノンクラスプデンチャー
金具を使わず樹脂の弾性を利用して支えるため、残った歯にかかる負担を減らせます。また、薄くて違和感が少なく目立たないのも大きな特長です。ただし、噛むときに負荷がかかる部分が樹脂性なので、金属などの入れ歯に比べて耐久性は劣ります。

ノンクラスプデンチャーについてもっと詳しく

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