2016年4月15日

治療について

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インプラント治療の様々な術式

インプラントにはいろいろな方法があります。
なかもずデンタルスタジオでは、インプラント治療の成功率が高くなる2回法でのインプラント法を行っています。手術が2回必要になりますが、感染が起こるリスクは低くなり、1回法よりも2回法の方がインプラントの成功率が高くなります。ただし、患者さまの骨の状態などによりインプラントの治療法は異なってきます。患者さまに合ったインプラントをドクターが丁寧にご説明をさせていただきます。メリットだけではなくデメリットもあります。当院ではそうした点もお話させていただき、ご理解いただいてからインプラント治療を行ってまいります。

インプラントの構造●基本のインプラントの構造
・フィクスチャー(骨に埋め込むネジ、土台)
・上部構造(人工の歯)
・アバットメント(連結部)
の3つのパーツで構成されています(中にはフィクスチャーと上部構造の2パーツだけのインプラントもあります)。

2回法
1回目の手術(1次オペ)
局所麻酔の後、歯肉を切開し歯槽骨(顎の骨)を露出させます。専用のドリルでフィクスチャー(人工歯根)と同じ長さ・太さの穴をあけます。フィクスチャーと呼ばれる歯根部分を完全に埋め込んだ後、一旦歯肉を上から縫って閉じます。そのまま骨とインプラントが引っ付くまで2~6ヶ月待ちます。ここまでは1回法と同じです。その後、インプラントが骨と結合されるのを待ちます。治癒期間はインプラントを埋めた部位や骨の質などによって個人差があります。
※治癒期間中は部分入れ歯等を使用することができるので、日常生活に支障はありません。

2回目の手術(2次オぺ)
フィクスチャーと骨がしっかりと結合されたら、アバットメントを装着するため、小手術で歯肉を小さく切開して上部構造を装着。落ち着いたら土台セット(コア)→ 被せ(クラウン)をセットします。フィクスチャーの頭部を出し、人工歯と連結させるためのアバットメントを取り付けます。お口の型取り(印象採得)を行い、人工歯(上部構造)を作成します。二回目の手術で切開した歯肉が治ったら、かみ合わせの調節を行い、最終的な人工歯を取り付けます。
※仮歯をつけることができます。

2回法は歯肉の中に完全に埋め込むので、治癒期間中に力がかからず、また、細菌感染の心配もありませんが、歯肉の切開を二度行う必要があります。

抜歯即時インプラント法
丁寧に抜歯を行い、開いた穴にインプラント、隙間にあいた骨のない部分に人工骨を入れます。

・「差し歯を使っていたが歯根が折れてしまった」「事故などでぶつけて歯がグラグラしてきた」という方
・これから抜歯を控えた方

抜歯即時埋入は基本的には歯肉を剥離しないフラップレス手術なので、骨面を露出することが骨吸収を促進するという側面からも、歯肉を剥離しないで骨吸収を最小限に抑えられるといわれています。通常、抜歯後は、歯肉がふさがるまでの間はインプラント治療を待たなければなりませんでした。しかし、抜歯即時インプラントでは、抜歯同日にインプラント埋入が行えます。

深いむし歯や歯周病などで問題があった歯を抜いた後、感染や炎症が消失し歯肉が治癒するのを待ってからインプラント手術(抜歯待時埋入)を行うのが主流でした。根尖性歯周炎(根っこの病気)や歯周病が原因の場合など、抜歯跡に感染が残る危険性があるので、感染が完全に治癒してからインプラントを埋入する方が安全とされていたからです。抜歯時に丁寧に感染巣を取り除くことで問題はないとの見解から、患者さまの負担が少ない抜歯即時インプラント法も人気がでています。

歯周病が原因の抜歯では、成功率が下がるので(抜歯待時の方が成功率が高いと考えられていますが、歯周病罹患の患者さまは成功率は下がります。歯周病が原因の抜歯ではどんな場合でも可能な方法ではありません。
※抜歯当日からインプラントが骨と結合するまでの期間は仮歯で対応できる場合もあります。

抜歯即時インプラント
残せなくなった歯を抜歯
抜歯即時インプラント
十分な骨の量、歯周病などの
条件を確認
抜歯即時インプラント
抜歯してすぐにインプラントを
埋入します

抜歯即時インプラント
骨とインプラントの隙間に
骨補填材を詰めます
抜歯即時インプラント
約2週間後自然治癒してきたことを
確認し冠をセット
 

抜歯即時インプラントは、1回で手術が済み、治療期間が大幅に短縮され、腫れや痛みがほとんどなく、余分な麻酔や粘膜剥離などの手術に伴う負担が最小限で済むというメリットがあります。しかし、この抜歯即時インプラントはどの方でも適応できる術法ではありません。埋入できる十分な骨の量がある、歯周病にかかっていない、などの条件を満たしている必要があります。
※状態によっては仮歯をすぐ入れることもできます。

抜歯即時インプラントの特徴について


即時荷重インプラント(その日のうちに噛めるインプラント)
当院の手術では、仮歯装着を1回ですませる「即時荷重インプラント」が可能です。

通常のインプラント治療では......一次手術、二次手術、歯の装着と何度も来院いただき、治療期間も長くかかります。
即時荷重インプラントでは......当院の場合通院回数は最少4回。埋め込みの手術は1度で、時間は1本15分程度で終わります。トータルの治療期間は3~4ヶ月です。

<即時負荷インプラントの特徴>
・手術をしたその日のうちに被せ物を装着することができる
・他のインプラント治療と比べて通院回数が少ない
・お口や全身の状態によっては適さない場合がある

<即時負荷インプラントのメリット>
・手術後に人工の歯(被せ物)を装着できるため、食事や会話に支障が出にくい
・見た目に歯が無い期間がない
・他のインプラント治療と比べて通院回数が少ないことが多いため、患者さまの負担が軽い
・手術・治療回数が少ないため費用が抑えられる

治療期間中はお仕事や行事などを犠牲にすることなく、いつもの暮らしを続けながら治療を受けていただけるように最大限の配慮しております。部位によっては手術当日に仮の歯や入れ歯を装着いたしますので、その日からご自分の歯で噛む生活を取り戻していただけます。もちろん、いつも通りのお食事も可能。治療期間も来院回数も少なく安定性の高いインプラント治療で、患者さまの負担を軽くし、一人でも多くの方に快適な暮らしを取り戻していただければと思います。

即時負荷インプラントは、【技術力】+【設備】が整っている医院でいなとできません。そもそも即時負荷はCTの設備が整っており、お口全体や骨の状況がシッカリと判断できることが重要です。つまり、すべての歯科医院での対応が可能なわけではないのです。
※手術部位などによっては当日、仮歯をお入れできない場合がございます。詳しくはご相談下さい。

●即時負荷インプラントの適応条件について
下記の条件を満たす場合には、インプラントを入れる手術と同時に仮歯を装着する即時荷重インプラントで 治療することが可能です。
・噛み合わせが安定していること
・ある程度の骨の量・硬さがあること
・お口の中の清潔を保持できること

フラップレスサージェリー(切らない、最新の無切開無痛インプラント治療)
フラップレスサージェリー従来から当たり前のように行われている、メスを使って歯肉を切開~剥離するというプロセスを省き、術前のCTシュミレーションデータから手術用ガイドを作製・準備して埋入手術を行っていく方法をいいます。

歯肉に直径4mm程度の手術用ガイドの穴をあけて(パンチング)インプラントを埋入するため、身体に傷をつけることの少ない手術方法です。同じ内容の手術であれば手術侵襲(手術後の腫れなど)が小さく、手術時間を短縮できるメリットがありますが、無切開無痛手術には、骨と歯肉が充分にあることが必須条件です。

フラップレスサージェリーについて詳しくはこちら


自分にはもうインプラントが出来ないとあきらめていませんか?

骨が少ない人もできるインプラント、ドリルを使わないインプラントがあります。

OAM(大口式インプラント)
インプラント治療は日々進歩しています。大口式インプラント治療はドリルを使わない新しいインプラント治療法です。骨が薄くインプラントをあきらめていた方にも可能な術式です。

<特徴>
「骨を削るかわりに、骨をひろげる」ということ。そのため、骨の厚みがない方でも行えます。ほとんどドリルを使わず、10本以上の千枚通しの様な器具を使って、少しずつ手で穴を大きくしていく手術法です。ドリルを使用しないため骨の薄い方でもインプラント治療をすることが可能になりました。 総入れ歯で不快な思いを毎日されている方や自分の歯で何でも食べたい方、インプラントはご自分の歯と同じように機能してくれる人口歯根です。

OAM式インプラントについて詳しくはこちら

治療期間の目安

個人差にもよりますが、約3ヶ月~1年とお考えください。
インプラントのネジ(フィクスチャー)が骨としっかり結合するまで、約2~6ヶ月程かかります。 (下顎よりも上顎の骨のほうが軟らかく結合しにくいので、長い治療期間を必要とします) また、骨を造る治療が必要となった場合には、さらに半年以上かかることがあります。

治療期間:約4ヶ月~1年 (骨の状態によります)
治療費:1本約33万円~(保険外になります)
治療回数:オペ2回+冠のセット
治療中の痛み:麻酔をしていますので痛みはありません

インプラントの手術時間

約2時間(患者さまの状態や、インプラントのシステムの違い等により時間は前後します)
インプラントの手術はほとんどの場合、簡単な麻酔(局所麻酔)のみで行います。 ですので、入院や全身麻酔などが必要になることはほとんどありません。

インプラント手術後の注意

通常は1日程度、唾液に血液が混ざります。もし、出血が多いようであれば、清潔なガーゼを丸めて噛んで下さい。三十分程度で止まるはずです。それでも止まらないようであれば、すぐにご連絡ください。うがいはなるべくしないようにしましょう。出血、痛みの原因にもなります。

・長風呂は避けて、シャワーで軽く流す程度にして下さい。
・激しい運動は控えてください。出血、痛みの原因になります。
・刺激の強い食事や、お酒、タバコは二週間程度避けてください。
・術部は大変気になると思いますが、舌で触ったり、指でいじったりしないでください。
・お薬は必ず、処方された通りに、飲むようにしましょう。医院の指示通りに飲んでいただき、じん麻疹などの症状が現れたら、すぐに飲むのを止めてご連絡下さい。

インプラント治療、お疲れ様でした。治療後の注意点をいくつかお伝えします。よくお読みになって、気をつけてください。その他気になる事などありましたら、すぐにご連絡下さい。インプラント治療は多少期間がかかりますので、根気強く、これからも私たちと一緒にがんばっていきましょう。

インプラントは手術が必要となるので、治療技術にばかり気を取られがちです。しかし、しっかりインプラントを使っていくためには、日ごろのお手入れが何よりも大切。お手入れをしっかりしておけば、長期間使える一方で、ケアを怠ると10 年もしないうちに使えなくなってしまいます。インプラントの寿命はお手入れにかかっています!

インプラント治療後のメンテナンス

インプラント治療を行った場合には、その後定期的にメンテナンスを行うことが必要不可欠です。メンテナンスではインプラントの周囲に炎症は起きていないか、人工の歯(上部構造)がゆるくなっていないか、噛み合わせは問題ないかなどをチェックします。このメンテナンスをしっかりと行わないと、せっかく高いお金を払って行ったインプラントが無駄になってしまう可能性が高くなります!術後、メンテナンスのご説明や来院の周期などにつきましてもドクターからご説明します。

日ごろのお手入れ
日ごろのお手入れについては、まず歯科医院でしっかりと指導を定期的なメンテナンスを必ず受けることが大切です。インプラントはあまり強く磨きすぎると、傷がついて細菌が入り込み寿命が短くなります。歯ブラシの硬さ、歯みがき粉の種類、磨き方などしっかり指導をうけましょう。また、磨き残しを最小限にするために、歯間ブラシの利用もとても有効です。お口の状態は日々変わっていきます。特にインプラントはかみ合わせの変化にも敏感です。そのため、定期的に歯科医院でチェックしてもらい、歯石がついていないか?炎症は起きていないか?かみ合わせは変化していないか?など、インプラントだからこそより慎重なチェックが定期的に必要になります。もし問題があっても、早期に発見できればそれだけ確実かつ容易に対処が可能です。一方、ご自身で「ちょっとおかしいな」と感じるほどの自覚症状が出るまで放っておくと、多くの場合大掛かりな修復作業や場合によってはインプラントの撤去が必要となります。インプラントを長持ちさせるために、定期的なメンテナンスは絶対に欠かせないものですので、どうぞご注意ください。

定期メンテナンスを必ず受ける!!
歯槽骨「おかしいな」と思ったら早めに相談!!
インプラント周辺は念入りにお掃除インプラントで快適な食生活を送りましょう!

インプラントは右の図のように、「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる骨で支えられています。この「歯槽骨」がインプラント歯周炎を原因として減ってしまうことがあり、この骨が減ることを「骨吸収」と言います。

インプラントと骨吸収
●インプラントによる骨吸収の原因
インプラントによる骨吸収。この骨吸収は定期的にメンテナンスをうけることによって最小限にすることができます。一方、メンテナンスを怠るとインプラントの寿命が短くなってしまいますので、しっかりメンテナンスを受けましょう。

メンテナンスの重要性
お口の中のプラーク(歯垢)にはたくさんの細菌が生息しています。その数はわずか1mg のプラークに10億個。実はこうした細菌が歯槽骨を溶かしていきます。インプラントにこうしたプラークや細菌の住みかとなる歯石がつくと、そこから歯槽骨が溶けていきます。これらは日ごろの正しいブラッシングや定期的なメンテンナンスによりしっかり防ぐことができます。

細菌による骨吸収
インプラントは歯槽骨にしっかり密着しています。そのためインプラントにかかる力はそのまま歯槽骨に伝わることになります。長年の使用やお口の状態の変化によって「かみ合わせ」が変化し、必要以上にインプラントに力がかかるようになると、少しずつそれを支える歯槽骨が減っていきます。こうした「かみ合わせ」のチェックもメンテナンスでしっかり行います。

インプラントが難しい場合の治療法

歯周病が進行していたり、長い間歯を抜けたままにしていたりすると、顎の骨は正常な機能圧がかからないために、やせ細ってしまいます。顎の骨が薄くなると、インプラントの固定することができないため、インプラント治療を行うことは難しくなります。 しかし、たとえ骨が薄い方であっても治療が不可能なわけではありません。ここでは、インプラント治療を行うための骨に関する様々な処置についてご紹介します。インプラント治療を行う上で以下の治療が必要になる場合があります。

ソケットプリザベーション
ソケットプリザベーションとは、残せなくなった歯を抜く時に行う、骨を最大限に残す為の方法で、骨の吸収を防止するために、抜歯の時点で人工骨などを「穴(抜歯窩)」に入れて骨を再生させる方法です。

抜歯すると、歯があった場所に「穴」があきます。この「穴」を抜歯窩と言います。抜歯窩は、時間とともに周りの骨の吸収が進み、痩せて薄くなってしまいます。そうなってしまうと、インプラントを埋め込むことが難しくなるため、骨再生治療を行います。骨が痩せて薄くなる前に処置をしておく方が負担が少なくてすみます。

ソケットプリザベーション

1. 残せなくなった歯を丁寧に抜歯し、抜歯窩を清掃します
2. 抜歯窩に人工骨を入れます
3. コラーゲンでできている膜を上からかぶせます
4. 歯肉や仮歯で抜歯窩を閉鎖し、骨の吸収が起こるのを防止します

歯を抜いた部分に人工の骨・コラーゲンなどを入れることにより、骨の吸収を防ぐことができます。歯を抜くと、歯があった部分は時間とともに骨が吸収して薄くなっていきます。

歯を抜いた周囲の骨は、そのままにしておくと2~3年の間に40%~60%が吸収すると報告されています。また、抜歯後1年ほどで上顎は2mm・下顎は4mmもの骨の高さがなくなるとされています。ご自身の骨を温存するためにも、この処置は有効です。ブリッジ、または入れ歯を選択なさる方にも骨が保存され有効です。

FGG(遊離歯肉移植術)
上あごの内側(口蓋)から上皮のついた歯肉を切り取り、インプラントの周りや歯根の周りに移植することにより、硬く動かない歯肉(角化歯肉)を獲得する方法です。インプラントの周囲に十分な量の硬く厚みのある丈夫な歯肉があることで、術後の経過や清掃性の向上に有利とされています。インプラントを行う部分の歯肉の厚みの少ない方におすすめします。

こちらの治療は保険の適用になります。(提携グループ歯科医院の「ますだ歯科」での受診となりますが担当医は同じです)

FGG

GBR法(骨誘導再生法)
欠損した骨組織の再生を促す治療法です。減った部分の骨と歯肉との間に人工骨をいれ、人工膜を置きます。4~6ヶ月程度経過すると、骨が再生されます。インプラントを埋めるために必要な骨の量が少ない方におすすめします。

1. インプラントを埋め入れます
歯槽骨の吸収が著しいため、インプラントの表面も露出しています。

2. 自家骨または骨補填剤を入れ、人工メンブレンで覆います
GBR法の場含、再生させたい組織は骨だけなのでGTR法のように歯根膜の再生の必要はなく、インプラントを支柱にし、生体材料でできた人工メンブレン(専用の膜)で覆うことができれば、骨の誘導再生が可能です。また、人工メンブレンは歯肉などの軟らかい線維性の組織細胞の混入を防ぎます。人工メンブレンが動かないように固定用のピンを使用する場含もあります。

3. 歯肉を戻し、骨の再生を待ちます
人工メンブレンの設置が完了したら、歯肉を元に戻して骨の再生を待ちます。この期問は、術部に必要以上の刺激を与えないよう注意が必要です。骨の再生速度に個人差はありますが、一般的には4~6ヵ月程度で再生されるといわれております。

4. 人工の歯を装着します
骨が再生され、インプラントがしっかり固定されたら、人工の歯(上部構造)を作製して装着します。新しく骨が再生されたことで、歯肉も滑らかな美しい形状になります。

GBR

上顎洞底挙上術(サイナスリフト)
上顎骨の内部には上顎洞と呼ばれる大きな空洞があります。この空洞は様々な要因がきっかけとなり、拡大する傾向があります。また、歯がなくなると歯槽骨も吸収されるので、上顎においては歯槽骨側と上顎洞側から骨吸収が進行することも少なくありません。そこで、膨らんできた上顎洞に移植骨や骨補填材、最近ではインプラント本体の一部を挿入して、上顎洞の底部分を押し上げる技術が開発されました。これが上顎洞底挙上術です。

1.歯がなくなると、歯槽骨の吸収が進行します。上顎の場含は、図のように上顎洞の拡大も進行する可能性もあり、歯槽骨はさらに薄くなります。2.歯槽骨の骨量が少なくなると、図のように必要なインプラントが埋入できなくなリます。3.歯槽骨の薄い部分の上顎洞底部に移植骨や骨補填材を填入します。このとき、インプラントを同時に埋入する場合と、インプラントは骨の造成が完了してから行う場合とがあります。骨があまリにも薄い場含は、インプラントの固定ができないので、後者の方法を選択します。4.インプラントが生着したら、人工の歯(上部構造)を製作し装着します。

ディストラクション
ディストラクションとはインプラントを骨に埋め込む際に、「インプラントを埋め込むことができる骨の高さ(垂直的な骨の高さ)がない場合」に行う治療方法です。吸収された歯槽骨(歯を支える骨)の高さを揃えるために開発された「ディストラクションインプラント」を使って、骨を垂直に動かし、歯槽骨に埋め込んだ後、徐々に全長を延ばし、望まれる高さまで歯槽骨を移動させます。

1.インプラントを埋め込む留めの骨の高さが不十分な状態2.ディストラクションを行う部位の粘膜を切り取ります3.ディストラクターを取り付ける位置を決め、ドリルや骨ノミを使って骨片をつくります4.デイストラクターを取り付け、手術1週間後から少しずつ引き上げていきます5.歯槽骨が再生し、インプラントを埋め込むための準備ができました

スプリットクレスト法
GBR法は骨の量、サイナスリフトは骨の高さが足らない時の処置法ですが、スプリットクレスト法は骨の厚みが足らない時の手術方法となります。歯槽頂(歯を支える骨の上部)から骨を半分に割っていき、割ったところにインプラントを埋入し、その骨でインプラントを挟み込みます。大きな違いはGBRやサイナスリフトのような骨を増やす治療だと出来上がるのを待つ必要があるため治療期間がかかる場合がありますが、スプリットクレスト法だと3~4ヶ月で骨が再生され、よりはやくインプラントとの結合が望めます。

【抜歯即時インプラント法】抜歯と同時のインプラント

抜歯即時インプラント法の特徴
抜歯即時インプラントは歯を抜いたその日にインプラントを埋入する術法をいいます。即日インプラントとは、1日で手術が完了する治療法のことです。従来のインプラント治療は、歯を抜いてから埋入するのに1~2ヶ月かかりましたが、即日インプラントの場合は歯を抜いたその場で埋入するため、1回で手術が済み、治療期間が大幅に短縮されます。また即日インプラントは腫れや痛みがほとんどなく、余分な麻酔や粘膜剥離などの手術に伴う負担が最小限で済むというメリットもありますが、抜歯即時インプラントはどの方でも適応できる術法ではありません。埋入できる十分な骨の量がある、歯周病にかかっていない、などの条件を満たしている方に限られます。

抜歯即時インプラント抜歯即時インプラント用に開発された、特殊なインプラントを主に使用。抜歯した部位への使用を目的として開発されたもので、抜いた部分がインプラントで埋まるように、上半分が斜めになっています。また、骨との結合をより安定させるため、ねじ山の間隔が狭められています。

<メリット>
・切開、はく離をしなくて済む事が多いので痛みや腫れが出ることが少ない(抜歯程度)
・抜歯とインプラント手術の2回の外科処置が1回の手術回数で済むため身体的、精神的負担が少ない
・抜歯と同時にインプラント埋入するので従来の1/2の治療期間で済む
・抜歯直後は、生体の治癒力が活発に働くため傷口の回復が良い
・ドリルで骨を削る量・時間が少ない
・歯肉(歯ぐき)などの軟組織の形態が維持しやすい
・早期に審美性が回復する
・骨移植、骨造成、軟(結合)組織移植などの追加手術をする頻度が少ない

<デメリット>
・手術のテクニックがセンシィティブ(通常のインプラント埋入と違い多くの注意点がある)
・ケースによって出来ない場合がある

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【フラップレスサージェリー】メスを使わないインプラント法

フラップレスサージェリーの特徴
ナビゲーターシステムと呼ばれるこの手術道具を用いた術式。インプラントの埋入手術の際に、歯肉を切って開くという工程なく、パンチアウトした歯肉の穴から骨をドリリングし適切な位置にインプラントを骨に埋入し、インプラント埋入手術終了後、予め製作しておいたインプラントの歯を手術終了後直ちにに装着することも可能な治療方法です。

●インプラントを正確な位置に埋入
ガイドサージェリーは、撮影したCT画像をもとに患者さまのあごの骨の模型を作り「ガイド」を作製する手法で、作製されるガイドは誤差0.何ミリという精度の高さです。
このガイドを用いることで「フラップレス」の手術が可能になります。

●切らない、痛くない、腫れが少ない「フラップレス」
通常のインプラント手術では、歯肉を切開(フラップ)し、ドリルで骨に穴を開けインプラントを埋めますが、フラップレスは、歯肉や骨に直接小さな穴を開けて、インプラントを埋める治療法なので、口腔内のダメージが最小限で済ます。

●手術時間が短くできるので負担が少ない
手術時に正確に作製されたガイドに従ってインプラントを埋入する手術法ですので、通常のインプラント手術法に比べて、大幅に手術時間を短縮することが可能となり、患者さまへの負担が少ないです。

●インプラントの本数が多い場合に有効
インプラント手術は、時間がかかるうえ患者さまに負担の大きい手術となりますが、この「ガイドサージェリー」を利用することで、正確で手術時間を大幅に短縮し、尚且つ、歯肉を切開する必要がないため、本数が多いインプラント手術には効果的な手法です。

手術の流れ
今までのインプラント治療では、切開・剥離・縫合の各手術工程が必要とされておりましたが、ガイドサージェリーを用いることによりフラップなどもなくなり手術工程が大きくかわります。

1. CT撮影
治療にあたる前に、3次元的な顎骨の形態を把握し、正確なガイドを作成するためにCT撮影を行います。

2. 埋入位置をコンピューター上で決定
3次元の顎骨データをもとにコンピューター上でインプラントの埋入する位置を決定していきます。また、埋入予定インプラントと最終上部構造(人工歯)の位置関係なども考慮しながら、将来の歯の形態をシミュレーションを行っていきます。

3. 技工所で埋入ガイドと顎骨模型を作製
コンピュータ上のシミュレーションにて、インプラントの埋入位置が決定しましたら、当院の技工所で手術用のガイドと顎骨模型の作製を行い、インプラントの埋入手術の準備をします。

4. 埋入ガイドを用いて正確にインプラント埋入
作製された手術用「ガイド」に従って順番にインプラントを埋入していきます。シミュレーションなので埋入位置などもすべて決まっておりますので、時間もかからず、また歯肉を切開しないので出血なども少なく痛みなどもありません。

<フラップレスサージェリー(無切開無痛手術)のメリット>
・歯肉を切開しないため、従来の手術に比べて、術中・術後の腫れや痛み・出血がほとんどない。
・切開・縫合の必要がないため、手術時間が飛躍的に短縮できる(平均1本5分以内に終了)
・歯肉を切開しないので治癒期間が短くて済み、短期間で全ての治療を終えることが出来る
・メスを使わないことにより、患者さまの精神的不安が少なくて済む
・上記理由により、有病者(血圧や糖尿病をお持ちの方)にもインプラント治療を提供できる

<フラップレスサージェリー(無切開無痛手術)のデメリット>
・術者である歯科医師がインプラントを入れようとしている骨の状態を直接目で見て確認することができない
※外科治療の基本は、手術野を大きくとり十分な手術野を得ること。大きく切開して全体をよく確認する必要がある(骨が少ない難しいケースでは不可欠です)。

CTで立てた治療計画通りに手術を行うための手術用ガイドを口腔内に装着、ガイドを装着することで、CT診断でのルートに安全で確実に装着する事が出来ます。ピンポイントで手術を行いますので歯肉を切らずに済む=出血もほとんどないのがこの術式の特徴です。手術より4ヶ月程の経過でインプラントと骨が結合。冠を装着します。

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【OAM式インプラント法】ドリルを使わないインプラント法

OAM式インプラントの特徴
OAM式インプラント埋入法の技術的な特徴は、「骨を削るかわりに、骨をひろげる」ということ。そのため、骨の厚みがない方でも行えます。ほとんどドリルを使わず、10本以上の千枚通しの様な器具を使って、少しずつ手で穴を大きくしていく手術法です。

骨の少ない人にも可能なOAM式インプラント法
骨がすごくやせてしまった方にインプラントを埋め込むのは、通常は骨を作るための手術が必要となります。

骨芽細胞(骨を作る細胞)を集めて骨の量を増やす(GBR法)や、自分の骨をどこか他の場所(下顎の奥の方や、腰の骨)から採取してそれをインプラント埋入部位に移植したり(骨移植)、わざと骨を骨折させてそこに骨を増やすような処置(スプリットクレスト法)を施したり、骨をジャッキアップして増やしたり(イリザロフ法)、様々な手術が必要になってきます。ところが、OAM式インプラント法はそうした術前の処置は必要ありません。

人間の骨は、粘膜に比べれば硬い組織ですが、コンクリートと比べると、かなり柔軟かつ弾力性に富んでいます。治療は、はじめに鍼灸治療で用いるような細い針を用い、骨表面に1㎜にも満たない小さな穴を開け、その後、オーギュメータという特殊な装置を使って作った糸のような穴を少しづつ穴をひろげ、インプラントを埋める穴を作り、最後にインプラントを埋入します。独自の手術法により、骨の幅が1mmしかない患者さまでもインプラントが可能になるのです。

弾力性のある骨は、内側から押しひろげようとする力に反発し、インプラントをしっかりと締めつける特性をもっていますので、少々骨が柔らかくてもインプラント周囲の骨密度が高くなり、強力な固定力を得ることができます。

OAM式インプラントが向いていない人は?
OAM式インプラント埋入法は、骨が少なく治療が難しいケースでも、安全にオペをすることができる反面、オペの時間がかかってしまいます。骨のかたさ・量が充分にある場合は、歯科用ドリルを使った方が、遥かにオペの時間を短縮できるので体の負担を軽減に効果的だったり、骨の状態によっては他の手術方法の方が有効な場合があります。なかもずデンタルスタジオでは、知識、経験ともに豊富なドクターが適切な診断を行っています。

OAM式インプラントと従来のインプラント法との違い
●従来のインプラント:ドリルで骨に穴を開けて、そこにインプラントを埋め込む手術方法
従来のインプラント欠点
怖がりの患者さまや骨がない患者さまには手術ができない

●OAM式インプラント:ほとんどドリルなしでインプラントを埋め込むことができる手術方法
(厳密には、ドリルを使う量が98%削減)
OAM式インプラント欠点
時間が従来の方法より少しかかる

OAM式インプラント法は、骨の幅を広げる効果が大きく、従来のような骨を増やす特殊な手術(GBR法、骨移植、スプリットクレスト、イリザロフ法など)をしなくても骨の幅を増やすことが可能。 この方法では、骨密度も上げることができるため、よりインプラントの手術適用が増えました。

<OAM式インプラントの特徴>
・骨を削る時の音や振動をほとんど感じないで済むため、怖がりの人もインプラントが可能
・手技による回転運動なので熱を発生しないので不快感が少ない
・侵襲が非常に少ないので安心して手術に臨める
・骨幅の拡大のみならず上方へも骨が盛り上がる
・初期固定が非常に強固に得られる
・骨を増やす手術がいらないので、一回の手術で済む
・傷が小さいため術後の治りが早い
・骨を少しづつ拡げるため骨密度があがるので、骨粗鬆症のような骨密度の低い方にも有利

OAM式インプラント手術手順

糸のような穴を少しずつ拡げてインプラントを埋める
OAM式インプラント手術手順

1.0.5mmのラウンドバーで皮質骨に最初のマーキングとして、印となる先行穴を開けます。(0.3mm幅のドリルの場合もある)通常のドリルのような負担はなく、しかもドリルを使うのはこの最初のステップだけです。2.歯の根本治療用のファイルと呼ばれる器具を用い、所定の深さまで骨に穴を開けていきます。 35番のリーマーで揉みこみます。この時、指先の感覚で骨質が分かります。このとき、患者さまの方は麻酔も効いていて、振動もないのでまったく何も感じません。3.オーギュメーターという器具を使い、インプラントを埋め込むための穴を徐々に拡大していきます。直径0.5mmをはじめに挿入し手技のみで左右に約30度程度回転運動させます。4.器具の径を替えて徐々にマイクロフラクチャーさせながら骨幅の拡大をします。5.0.2mmずつのサイズアップより裂開を回避します。最終的には3.2mm程まで拡大していきます。インプラントを埋め込む予定の太さまで穴を拡大、この際、骨の幅も同時に拡がり、骨密度も上がります。6.必要なインプラント禍まで拡大できればフィクスチャーを埋入し手術完了です。

※患者さまの状態によっては(骨密度が極端に高い方など)、OAM式インプラント法が適用できない場合もあります。いわゆる骨密度D1(骨が極度に硬い)の方には従来のドリルを使う必要性があります。

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【より確実なインプラント治療を】インプラントガイド

立体画像による治療計画から個人個人の神経の位置なども把握し、インプラントが埋め込まれる位置を指定する型(サージカルテンプレート)を製作し、勘に頼らない安全性の高い治療を実現します。

インプラントガイド

インプラントガイド穴に従いインプラントを通すだけで、安全な位置にインプラントを埋入できる。実際の手術では、この模型を患者さまに装着。穴に従いインプラントを通すだけで、安全な位置にインプラントを埋入できるというわけです。手術の現場では、術前に想像していた状態とはあごの幅や厚みが異なる場合があります。そのため過去にはインプラントの手術時間が長くなったり、さらに別の処置が増えたり、さらには治療計画そのものを変更せざるを得ない場合もあったのです。その結果、患者さまに一層の負担をかけることにつながっていました。しかし、ガイドシステムを使用すれば、手術の安全性は高まり、結果的に処理時間の短縮にも繋がりました。

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