矯正について 詳細資料

みなさん、ご自身やお子様の歯ならびのことで悩んでおられませんか?ゆっくり時間をとって今の現状に向き合える今この時がチャンスです。特にお子様は乳歯から永久歯に生え変わるまでがきれいに早く治りやすいです。時期が遅かったと後悔する前に今の時期からしっかりコンサルテーションを受け、治療開始時期を間違えないようにしましょう。

ほとんどの方は「矯正治療」といいますと、歯を抜いて、歯を引っ込めて並べる治療を連想なさると思います。

私たちは、抜歯矯正ではなく、非抜歯矯正をメインに治療をすすめております。せっかく生えてくる大事な歯を失いたくはありません。私たちも抜きたくはありません。一生大事に守っていきたいです。

私たちの矯正治療はいわゆる歯と体の健康をトータルで考える保存的矯正です。矯正治療とは不正を正しくする治療です。歯並びを、形としてだけでなく、しっかり正しく噛む機能ができる歯並びにすることが重要です。そして、しっかりした顔つきになることを私たちは希望いたします。

床矯正において歯科医師は術者ではなく、サポーターです。歯の大きさに見合った顎に成長すれば、正しい顔に育成します。顔の形を決めるのは顔面頭蓋骨です。ウォルフの法則=外力から刺激を与えることによって骨が成長します。顎を正しく発育させて、「より良い顔貌に成長させる」のが私たちの役目だと信じています。顔の成長は、女子は10~12歳まで成長し、14歳までに完成、男子は12~17歳まで成長し、20歳までに完成するといわれています。

矯正治療により、歯並びがきれいになるのは結果であり、本来の目的はしっかり噛める歯並びになることきりっとした大人に近い顔貌になることです。歯の重なりをとることにより、むし歯になりにくい歯並びになること。口腔機能の向上(舌・唇、それらに伴う正しい呼吸と嚥下)です。

そして、治療が終了したときには、継続できたという達成感と本人の自信につながると当院では考えています。最近の若い子は我慢が足りない、継続できない、自分で決めてやり遂げるということができない世代と聞きます。しかし、今回治療をやり遂げることにより、これからの人生で勉強やスポーツ、習い事などに生かし、立派に成長していただければ、そしてそれに少しでも私たちが関与できれば非常に嬉しいです。私は治療方針のベースが予防歯科ですので、むし歯の治療はお子様はもちろん、大人も嫌だと思います。ましてや、お子様を抑えながら治療するのは心が痛みます。矯正で清掃性を高めるように促し、歯みがき指導、定期健診、歯を守るためのシーラントやフッソ塗布などを早期に開始することによって回避できる可能性があがります。笑顔で診療室に入ってもらう。そして笑顔で帰ってほしいと思っています。

ガチャガチャ、歯医者さんに抵抗のない頃からパパママと一緒に遊びに来てもらえるようキッズルームをご用意し、保育士も常駐しています。

気になる治療期間は個人差ありますので、一概には申し上げられませんが、成人の方で2~3年、小学校低学年のお子様は犬歯(前から3番目の歯)が生えてくるまで、小学校3年生以上のお子様は前から7番目の歯が生えてくるまでに終えることが目標です。

費用も個人差がありますが、¥97,200円~¥432,000円程度となっております。(保険診療適用外です)抜歯矯正の場合は¥864,000円~です。

これは不正咬合の程度、治療期間、装置の個数によってばらつきがあります。詳しくは担当ドクターもしくは担当歯科衛生士までご相談ください。

叢生の発症率は44%(そのうち70%は前歯のみ)犬歯が萌出するまでが勝負ですが、上下顎とも叢生なのは12.9%と叢生発症の3分の1以下。また、小臼歯の大きさは7mm、左右2本抜歯で14mm下がるので、舌の機能が阻害されることになります。発育が終了していなければ、基底骨も拡大できるので早めに、最適なタイミングを間違えずに治療にかかりましょう。また、混合歯列期以降は治療対象が全顎となります。

19世紀=痛みからの追求
20世紀=形態の追求
21世紀=機能の追求 顎を萎縮した形態にした原因は機能にある

といわれ、今までは早期発見→早期治療でしたが、これからは早期問題発見→早期問題提起(なぜそうなったかをご家族様と一緒に考える)→早期問題解決(早期初期治療)と意識が変化しつつあります。お母さまが気づき、来院すれば、小学校低学年のうちに終わる。しかも非抜歯で。大学の講座も矯正学から、顎顔面育成学に名前を変えている。時代が変わっている証拠だといえます。

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