始める期間と時期

Ⅰ期治療の方法
1. 開始年齢は、5~7才くらいが最適です。8、9才でもできますが、10才を過ぎるとあごの拡大が難しくなるため、普通の矯正治療の適用になるかもしれません。早めの検査で、お子様にあった最適なタイミングを知るのも大切です!

始める期間と時期2. 「床矯正装置」と呼ばれる取り外し可能な装置を1日12~15時間(夜間のみあるいは学校以外でもOK)お口の中に入れるだけ。
その装置にはスクリューが付いており、それを拡大することによってあごが大きくなり、永久歯が正しく生えてこれるだけの必要なスペースが確保されます。

3. 来院間隔は一ケ月に1度です。(拡大が進むにつれて、来院間隔は開きます。また、お子さんだけで来られることも多いです。)

4. 治療期間はおおむね2~3年です。2~3年であご(骨格)に対するアプローチは終わります。骨をいい状態にしておいて永久歯が生えそろうのを待ち、永久歯が生えそろった時点で必要であればⅡ期治療に移行します。

◎あごは横と後ろに大きくなりますので、出っ歯にはなりません。
◎この方法は生物学的にもまったく無理がなく、最も理にかなったやり方です。また、子供さんは驚くほど順応性が高いため、装置にもすぐ慣れます。

Ⅰ期治療の代表的な手順(ピンク色の歯:乳歯、白色の歯:永久歯)理想的な乳歯列に整えます。狭くなっている乳歯列を拡げ上下のあごを位置を正しくして、理想的な乳歯列に整えていきます。

乳歯の時期から治療をスタート

Ⅱ期治療の方法
始める期間と時期始める期間と時期

歯の表面にブラケットと呼ばれるボタンのようなものを取り付け、そこにワイヤーをくっつけます。ブラケットは白いものを使いますのでその分目立ちにくくなります。治療期間は程度によりますが、1~2年前後になります。

始める期間と時期

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始める期間と時期前歯(中切歯)の永久歯が生えてきます。

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始める期間と時期経過観察・処置をしながら全ての歯が永久歯に生えかわるのを待ち、永久歯列が完成します。
(留意点)すべての子供さんがⅠ期治療だけで終わるわけではありません。

「むし歯が1本もなく、かつ削って治療した歯もない」ということを目標に!!

Ⅰ期治療のもうひとつの大きなメリット
永久歯列が完成した時に、歯並びが綺麗だと見た目だけでなく、磨きやすくなるので口腔内を清潔に保ちやすいのもメリット。

そのために、毎回の来院時に虫歯の予防処置を行います。つまり、歯のクリーニング・フッ素塗布・シーラント・歯みがき指導などを行います。低年齢からこれらの予防処置をすることによって、虫歯になる可能性は大幅に下がります。フッ素塗布については歯質が未成熟な時期にフッ素を塗ることによって歯の質が丈夫になり(硬くなり)、一生を通じて虫歯になりにくい体質の歯になります。

このことは歯並びが良くなることと同じくらいメリットがあり、子供さんにとっては、一生の財産になると思います。治療後も定期健診で来院していただければ、虫歯予防をご家庭と医院で管理できます。(※歯並びがよくなったからといって、100%虫歯にならないということではありませんが、磨けていないところやむし歯になっていても初期むし歯で発見ができるので、安心です。

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